先月私はロリポップとさくらレンタルサーバーからZenlogicに乗り換えました。
乗り換えから約一ヶ月が経ってなかなか使いやすいとか変えてよかったなーと思う事が多く乗り換えてよかったと思っています。
同時期に始めた人からも満足してる声をよく聞きます。
自分が気に入っているZenlogicのオススメポイントを紹介します。
Zenlogicの特徴
Zenlogicはファーストサーバ株式会社の提供するクラウド型レンタルサーバーです。
ですのでロリポップとさくらレンタルサーバーが提供しているレンタルサーバーとは少し違います。
レンタルサーバーは格安で良いのですがサーバーに共存している自分が管理していないサイトの負荷の影響も出てしまうのでデメリットですが、Zenlogicではそういった他人に影響されて転送速度が落ちるような事はありません。
ただクラウドとはいってもZenlogicは共有サーバー感覚で利用できます。
また、導入作業代行サービス等も用意されているので私のようにサーバーに詳しくなかったり、Webサイトの運営経験が浅い人でも安心して利用できます。
クラウドの特徴であるスケールアップも簡単にできます。
通常レンタルサーバーを借りるとプランの変更はできてもサーバーのスペックを変えることは結構手間がかかります。
しかしZenlogicではプラン変更と合わせてサーバーのスペックも変更できるので、自分のサイトが急にバズったり、特定の季節だけアクセスが多いくてその時期サイトが重くなってしまったときでも簡単に調整ができます。
変更はブラウザで数クリック行えるので専門知識も不要で15分くらいで切り替えが可能です。
Zenlogicはこんな人に向いています
ずばりクラウドサーバーを簡単に運用したい人です!
Zenlogicの最大の特徴はレンタルサーバー並みの知識でクラウドサーバーを運用できるところです。
またサポートも充実しているので、安心して利用できます。
サポートは365日対応の電話サポート(フリーダイヤル/9時〜18時)に対応しています。
法人向けサービスを謳っているので当たり前に感じるかもしれませんが、休日(土日祝日)に対応するサービスは珍しいです。
ITに詳しくなくても使える
一般的にクラウド型のサーバーを運用する場合、サーバーの構築や運用に関する専門的な知識が不可欠であり、ITに精通していない方にとっては導入に対する敷居が高いという課題があります。
ZenlogicではOSレベルから分離した仮想専用構造を持っていながら、サーバーの管理をファーストサーバ社がすべて受け持つことで、ユーザー側の管理コストを最小にしています。
また、一般的なクラウドサービスと同様にディスク容量はもちろんCPUやメモリを自在に拡張することが可能なため、利用負荷が上がった場合でも容易にサーバーのスペックをアップグレードすることができます。
これにより、ITに特化した専用の担当者や部門がない中小企業であっても安心して格安でハイスペックなサーバーを利用できます。
レンタルサーバーに比べるとやや高い料金と思われるかもしれませんが、今後の事を考えてレスポンス速度の柔軟性を必要とするウェブサイトを運営するなら選択肢の一つに加えるべきです。
特に複数のコーポレートサイトやブログを運用するなら是非おすすめしたいサービスです。
SSL証明書が無料
有名ブランドのSSL証明書が無料でいくつでも使えるのはZenlogicだけです。(他にエックスサーバーさんもSSL証明書を無料で発行していますね。)
サーバーに詳しい人ですと「Let’s Encrypt」という選択肢はあると思いますがなかなかこれだけのために手間をかけて覚える選択肢は私にはありませんでした。
発行の仕方も簡単で数クリックで完了します。
先日私もサーバーを移転した時に複数のドメイン設定をしたのですが苦にはなりませんでした。
これから作るサイトはSSL対応した状態で作成するのが当たり前になってきますので無料かつ、簡単にSSL証明書が発行できるのはありがたいです。
ちなみにSSLの対応をするとちょこっとSEOに強くなるのは本当でした。
サポートが充実
Zenlogicをオススメしたいポイントは何もスペックやSSLだけでなくサポート対応にもあります。
365日対応の電話サポート(フリーダイヤル/9時〜18時)に対応していますので、サーバーの事がわからない、何かあった時のサポートがほしいという方は十分安心出来るサービスです。
電話をかけてまたされるのが嫌という人はメールで連絡もできます。
メールで連絡すると電話で返事をもらえるようにも選択できますので、ちょっとした疑問も相談し易いです。
※プランSのみ休日の電話サポートに非対応です。メールサポートは対応しています。
資料も充実しています
サーバー移転のとき何から初めて良いかわからなかったのですが、調べているうちにZenlogicにたどり着きました。(別にそのときはZenlogicで契約するって決めてませんでした)
当然Zenlogicでの資料が充実しているので、調べてみたものの「他サービスの場合はわかったけど、私の場合はどうしたらいいんだろう?」なんて事はありません。
対面でサポートしてもらえるZenlogic Cafe
関西圏に住んでいる方に限られるかもしれませんが、ファーストサーバの本社ビル(大阪本町)で「無料対面サポート」を行っています。
豊富な知識を持つファーストサーバのスタッフが、どのような相談でもマンツーマンで対応する他社にないサービスです。
ちなみに契約前でも利用できますのでじっくりと検討したい人は試してみてはいかがでしょう?
ただ事前予約制となっていますので注意してください。
営業時間は毎週木曜日の午後で時間は下記から選べます。
- (1)13:00~14:00
- (2)14:30~15:30
- (3)16:00~17:00
予約はZenlogicの公式サイトから手続きが可能です。
価格が格安(2017年6月30日まで)
MySQLやマルチドメインが無制限でかつディスク容量が多いという点だけで比べても、Zenlogicは安いです。
というのも20周年記念の限定プラン(プランS/2017年6月30日まで)があるからです。(別に他のプランが高いというわけではないですがこいつが格安ですので、紹介します。)
限定プランであるプランSはプラン1に比べてディスク容量が減り(それでも300GBあります)、休日の電話サポートが省かれるだけです。
他の仕様はプラン1と同等でで「赤字じゃないの?」と思うほどお得感のあるプランです。
プラン1とプランSの差額はこんな感じです。
1ヶ月(12ヶ月契約の場合):プラン1(2,970円)- プランS(890円)=2080円
1年間の差額で見れば2080円 ✕ 12ですので、24,960円となります。
休日の電話サポートとディクス容量が少し小さくなるだけでこれだけの差額があるとどれだけお得なのかが伝わると思います。
こいつを選んでおけば良いという安心感
最廉価プランでさえ、他のレンタルサーバーと比較して上位グループに入る性能があります。
Zenlogicは、手間なくいつでも自由にスペックを変えられます。
Webサイトを運営していると途中でパフォーマンスや容量不足になっても「次はどこに移ろうか?」でもすぐに変更ができます。
Zenlogicいつでも自分にあった状態でずっと利用できる安心感があるサービスです。
使ってみて良かった感じた部分
これまではなんでZenlogicを選んだかという紹介をしました。
Webサイトで仕様を見てだけじゃわからない、使っていてこういうのがあって嬉しかったという部分を紹介します。
コントロールパネルがキレイ
Zenlogicは2015年の2月からできた比較的新しいサービスです。
ロリポップはやさくらレンタルサーバーは立ち上がってから歴史が長いのですが、どうしてもコントロールパネルが古いレイアウトで使いづらかったです。
Zenlogicは今の時代にあったデザインで使いやすい(情報設計に違和感があるので両手放しで使いやすいとはいいません)です。
普段使わないコントロールパネルだからこそ、慣れではなく、ちょっと使いたいときに使いやすいというのが嬉しいです。
簡単インストールが使いやすかった
簡単インストール自体はどのサーバーでもあるのですが、データベースをいちち作った上で紐付けしなくても良かったので、より簡単にインストールできるのでぽんぽんWordPressをインストールできます。
メール
メールアドレス数は無制限となっています。
セキュアなSSL/TLSにも対応しており、どのようなメール環境でも困らない標準的な仕様となっています。
転送量無制限
転送量に制限はなく、ちゃんと無制限となっています。
転送量無制限が売りにしているとこでも注意書きに「メモリやCPU負荷などで慢性的な高負荷になった場合は、弊社スタッフよりご相談させていただく場合がございます。」とあり、慢性的にアクセスが多くなると対応が必要になるとか言い換えられます。
低価格帯レンタルサーバーのような「無制限風」や「なんちゃって無制限」ではないため、安心して利用できます。
FTP、その他のファイル転送機能
通常のFTPだけでなく、セキュアなFTPSとSFTPに対応しているため、安全なファイル転送が可能です。
FTPアカウント数は 無制限、かつFTP同時接続数が100となっており、グループでのサイト運営にも柔軟に対応できます。
FTPアカウントを作成する際、ホームディレクトを自由に設定できます。
ホームディレクトリより上位ディレクトリへは移動できないため、共同作業者など第三者へのアカウント発行にも便利な仕様です。FTPアカウント名は「任意の文字列」を設定でき、他社のようにアカウント名が接頭辞として付与されることはありません。
レンタルサーバーではこれができなくて悩む事があったので使う側としては安心して使えます。
もちろん、アクセス制限にも対応しており、指定したIPアドレス(サブネットマスクも可)からのアクセスを許可または拒否することができます。コントロールパネルでの設定は全てのアカウントに適用されます。
ちなみに少し残念?なところも
他社の場合はファイルマネージャ(ウェブアプリケーション)があるのですが、Zenlogicではありませんでした。
ファイルUP、削除やディレクトリ操作にはFTPクライアントが必要でになりますのでクライアントさんによっては使いにくいと思う場合もあるかもしれません。
マルチユーザー対応有
Zenlogicではコントロールパネルへアクセスができるアカウントを発行(追加)することができます。
契約に関する操作を除けば、ほとんどの機能へアクセスできるアカウントとなりますので、例えば会社で契約して実作業は担当者が行うときにも役立ちます。
Web制作のフリーランスのような方ですと、契約は自分のサーバーでしてしまい他の部分はクライアントさんに任せるといったシーンで役立ちますね。
セキュリティ対策 WAF (ウェブアプリケーションファイアウォール)
多くのサービスで採用されているJP-Secure社の「SiteGuard Lite」が標準装備されており、最初から有効となっています。
ドメイン単位で適用の有無を切り換えることができます。
WAFとはウェブサイト(ウェブアプリ)に特化したファイアウォールのことであり、脆弱性を悪用する攻撃からサイトを保護します。
例えば以下の様な攻撃に対して有効です。
- SQLインジェクション
- クロスサイトスクリプティング
- ディレクトリトラバーサル
- OSコマンドインジェクション
- HTTPヘッダインジェクション
- ブルートフォース(ログインアタック等)
他の安いレンタルサーバーではWAFがあるのを見たことがなかったので使っていて安心感が増しました。
FONTPLUSが一年間無料で使える(先着)
これも後から知ったのですが、2015年8月25日(火)~以降にZenlogicに契約された方ですと 先着100契約限定でFONTPLUSのサービスを入会金10,800円&120万PV分の使用料(12,960円)分がお得になります。
最近はWEBフォントを使うシーンも増えてきたので私としては大喜びでキャンペーンに応募しました。
先着ですので、悩んでる方は早めの契約をオススメします。
ただでさえお得なプランS(年間10,675円)を契約するだけで、FONTPLUS(23,760円分)が無料で利用できるので嬉しい限りです。
まとめ
私がSSL対応のためにサーバーを乗り換えたのですが、大満足しているのでその気持ちを記事にしました。
サーバーの知識がないので充実したサポートがほしいって人には本当におすすめです。
機能を考えれば金額もそんなに高くないですし。
特に今はプランS(2017年6月30日まで)があるので、さらにお得感がありますね。Webデザイナーの方ですとFONTPLUSのキャンペーンも見逃せません。
使っていてよかったな~と思えるところはいっぱいあるのでサーバー選択にお悩みの方の参考になれば幸いです(ゝω・)