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自分の強みを見つけて売り手市場で転職でする、失敗しない考え方

転職って人生で何度もするものですが、どうやったらうまくいくかなんてわかんないですよね。

私も8年務めた会社からはじめての転職したのですが、正直失敗して次の会社は3ヶ月で退職しました。

それからは「なぜ失敗して」つぎはどうやればうまくいくのかを考えて実行したらそれなりに転職ではうまくやれるようになりました。

その考え方は別に私一人に当てはまるものではなく、いろんな方でも活用できます。
実際に友人らの転職の相談に乗ったりする時の道標にもなったようで、自分でも嬉しいです。

この記事では、自分の転職が不安な方へ成功するための考え方ををご紹介します。

転職で失敗する人のやり方

私の知る中ですが、こんな方は転職で失敗しやすいです。
全体に共通することは、「目先のことしか考えていない」が強いところです。

  • 企業・業界の下調べが不十分
  • 給与額に釣られて転職する
  • 「将来のため」でなく、「現状から逃げるため」に転職する
  • 自分を過大評価する
  • 転職を社内の人に相談する

企業・業界の下調べが不十分

自分が働く業界や職種における「就職市場」の現状を知らずに転職活動をするのは危険です。
ミスマッチばかり起きてしまいます。

自分のニーズを理解せずに転職活動をしても、勝手に「業界や年齢の平均値」を自分の都合の良い風に解釈して、非現実的な期待を抱いてしまいます。

また、転職先として考えている企業についての、経営面の安定性や業界内の地位・ニーズについても理解していないと、将来性の見えない転職になりがちです。
転職を考えるなら、伸びてる会社に務められたほうが、成功する確率は高くなります。

募集要件をうのみにすることも注意が必要です。
求人情報に書かれている内容は実がいつも正しいとは限りませんので、「見栄えの良い」肩書や仕事内容と感じたら面接のときにその内容を確認せずに入社してしまうとミスマッチが起きます。

お金に釣られて転職する

高い給与をもらうことは決して悪いわけではないのですが、高い給与を掲示されてしまうと金額面以外のところをないがしろにして転職を判断する傾向が誰にでもあります。

「将来のため」でなく、「現状から逃げるため」に転職する

とにかく会社を辞めたいと思い転職活動をすることですね。(実は私の失敗した理由がこれです)

今の会社以外ならだいたいマシと思い込み、下調べの手を抜いていて、気がついたら会社を辞めることが目的になっていると転職は失敗しやすいですよね。

自分を過大評価する

転職経験が少ない人は実際よりも自分が会社に貢献している・スキルが高いと思い込んでおり、転職が容易と誤解しているケースが多いです。

自己評価が高すぎると実際の市場に出たとき企業側に相手にされず辛い思いをしてしまいます。

転職を考えていることを社内の人に相談する

転職活動を現職の仲間に伝えるのは基本厳禁です。
転職活動していることを上司や同僚に知られると、引き留めに遭ったり、今の業務に支障が出ることもあります。

上司や役員にまで話は伝わるといらない苦労をしがちで自分のペースで転職がしにくくなります。

もちろんですが、家族には転職を考えていることを伝えましょうね
家族に転職活動をしてる事を内緒にしていると、内定が出たときに揉めます。

自分の市場価値を知る

自分の市場価値ってわかんないですよね…

しかし下記の9つの質問で自問自答したらある程度、自分のニーズが見えてきます。

  • あなたが会社を変えても価値あるスキルをどれだけ持っているか
  • あなたのスキルに賞味期限はあるか、あればそれはいつごろまでか
  • あなたのこれまでの経験は世の中からどれだけ「強いニーズ」があるか
  • 自分が退職してくれても、喜んで協力してくれる人はいるか、その人達の影響力はどのくらい高いか
  • 自分が所属しているマーケット(業界)の「一人あたりの生産性」はどれだけ高いか
  • 自分が所属しているマーケット(業界)の今後に「成長性」はあるか
  • 将来的に自分の市場価値はどのくらいの成長が見込まれるか

いかがでしょう?
これまで、自分のスキルや成長を社外に向けてなかったりすると「えっ、わかんない」みたいな質問になるかと思います。
自分の市場価値を知ることはすごく重要なので、ぜひ時間をかけてやってみてください。

市場価値(マーケットバリュー)の測り方

あなたの市場価値と言っても、あなたのスキルに依存するわけではなく、業界のニーズに左右される部分があります。

マーケット自体の価値は下記3つの要素の掛け算で決まります。

  • 業界の(一人あたりの)生産性
  • 人的資産(主に人間関係)
  • 技術的資産(経験・専門性)

もしあなたがWeb業界で働くとしても、例えばEC業界のデザイナとアプリのデザイナでは生産性も異なります。

今後伸びる業界を視野に入れたり、あなたが得意とする分野があるのであればそこは今後衰退していくのかとかを見ておく良いです。

この先、生き残るには

あなたはこの先も今の業界で働いて行けると思いますか?

私は全然やっていけると思っています。
なぜなら私がスキルを磨く優先度を「マーケット」を見て選んでいるからです。

こういうことが出来ると、どこの会社でもやっていけるなーみたいなものがある(逆にいうとこれができないと他が少し良いくらいじゃ自分を選んでもらえない)のでそういったものを日々自分に取り入れています。
もちろんある程度方向性は絞ってますが。

上司(内側)を見て働くか、マーケット(外側)を見て働くかって考え方が重要です。
このまま会社にい続けたいと考えるのであれば、マーケットの需要は無視して、上司や会社が認めるスキルを身に着けたほうが会社でも優遇されます。

反面、転職しようとした時に今の会社で培ったものが役に立つかはわかりません
転職するということはその市場で自分を売るということです。

自分を商品として考えてみると以下のような構図が見えてきます。

  • 会社に勤める = 自分のスキルを「会社」が買っている。

市場価値が高い人間には「選ぶ自由」が増えますので、日々自分を売る視点を忘れなければ転職のときに有利です。

自分の市場価値の洗い出し方

まずは自分の過去のレジュメ(要約や概要)を書くことです。

そこから専門性・経験となるに分けて、価値を見つける。
※経験は他の会社でも活用出来るものであるかというのが重要です。

あなたは、技術力と経験のどちらが大事だと思いますか?

一般的には20代は専門性・30代は経験が重視されます。

専門性が高ければ、貴重な経験が回ってきやすいので、若い内に専門性を高めておけば自然と貴重な経験を出来る機会が増えます。
あなたにしかできないことがあれば、あなたに任せたいと思うのは自然なことです。

30代の専門性は極端な事を言えば、学べば誰でも出来ることになるので、差別化しづらくなるので、30代で専門性を学んで得るメリットは少なくなります(もちろんメリットが無いとはいいませんが)

女性の場合の注意

特に女性の場合は自分の市場価値は男性と比べて、厳し目に見られますのでちゃんと意識したほうが良いです。
なぜなら出産や結婚などで、キャリアが絞られていまうからです。

子育てしながら、新しい専門性を身につけるのは難しすぎる世の中です。
子育てと仕事を両立させたいなら、20代こそ専門性が伸ばせる会社を選んだほうが良いので、専門性がない状態で経験を意識した転職を考えると伸びしろを失う場合があります。

または、営業数字のように、「実績がわかりやすく残る職種」もありです。
理由は数字が見えるような実績があれば、離職期間があっても、戻りやすいからです。

福利厚生は自分でコントロールできないけれど、専門性と経験は自分でコントロールできますので、まずは自分の市場価値を意識してみるのをオススメします。

人的資産の価値

人的資産は年齢を重ねるにつれ重要度が増してきます。

年齢で重要なもの

キャリアは一般的には下記が重要になってきます

  • 20代:専門性
  • 30代:経験
  • 40代:人脈

業界の生産性の重要性を考える

マーケットバリューは業界の生産性にもっとも大きな影響をうけます。

技術資産・人的生産性もない場合は「生産性が高い産業」か「業界全体の売上が上向きになっている場所」を選ぶようが良いです。

仕事のライフサイクルは以下のような流れになります。

誰にでもできて(最悪、機械ができる)ような業務内容はいずれ無くなる(給与が低くなる)ということです。

今がうまく行っていないくてもこれから上手くやっていく方法

自分が信じていないものを売る、これは自分の心を殺す行為です。
今のあなたの仕事はそんな事になっていませんか?

組織にいると、給料はもらって当たり前のものと勘違いしてしまいます。
そういった人は、実力以上の給料をもらっている事が多いです。

自分の人生を選ぶ力を得るまでは、今がどれだけ良くても、「永久に自由にはなれない」と昔の上司が言ってたのが私の心の中にも残っています。

ピボット型キャリアの考え方

ピボット型キャリアとは方向転換や路線を変えるという意味です。

Aの事業を立ち上げたけどうまくいかなかったのでBにピポット(方向転換)するのような使い方をします。

自分の強みに軸足を残しながら、もう片足で今後強くなる部分に少しずつづらしていく方法。
自分の軸となる強み × 新しい強み

この感覚が身についてると、成熟し終わったマーケットに残り続けつけることなく、常に上向きのマーケットで市場価値のある自分になれます

私もこの方法を意識して、今の状態がありますのでかなり意識してます。

転職先をして選んではいけないところ

長時間残業有りやブラック企業みたいなのは当然ですが、10年以上同じサービスを同じ顧客に売っている会社を選ぶことは危険です。

理由は「入ってからの転職が非常に難しい」ということになります。

新卒ならまだしも、中途採用でそういったところで活躍する(実績を残す)ことはその会社特有の価値があってのものになるので、他で活かしにくくなってしまいます。

ちなみにわたしの友人も古くからあるECサイトのデザイナで働いていて、同じ理由で転職がどん詰まりになってしまいました。

伸びてるマーケットの見つけ方

複数のベンチャーが参入し各社が伸びているサービスを見つける

  • 「XX業界 ベンチャー」で検索してみる
  • 設立年度が若くて、投資を集めている会社を見つける

既存業界の非効率をつくロジックに注目する

  • 価値のあるものと無いものは長い目でみると逆転することがある
  • 例:教育。毎年同じ授業をする教師が本当に人が今のコストで必要か、教材を動画にすることはできないかなど。

抑えて起きたいポイント

100万人が参加しているゲームで一番を目指すのではなく、いずれ100万人が参加するゲームの一番乗りを目指すほうが、転職としては確実性が高いです。
いわゆる先行者利益ってやつですね。

本当に転職で必要なのは思考次第で問題を解決できる「ポジショニング」という目線です。

伸びてるマーケットには、いずれ大企業の競合になるような急成長のベンチャーが複数いますので、そういったベンチャー企業が解決したいものがロジックで解決しているのであれば、どんどん伸びていきます。

ですので、そういった企業を見つけた場合は将来性も加味して転職を考えてみてはいかがでしょう。

良いベンチャー企業を見極める3つのポイント

  • 競合はどこか、そして「競合」も伸びているか
  • 現場のメンバーは優秀か
  • 同業他社からの評判は悪くないか

面接の場合は下記を意識すると良いです。

  • 現場メンバーだけの面談をセットしてもらう
  • 逆質問を自分から積極的にしていく
    • 答えられれば、現場も優秀、そうでなければ経営だけ優秀な可能性が高い

失敗しないための面接時の質問

  • どんな人物を求めていて、どんな活躍を期待しているか
  • 今社内で一番活躍していて、評価されている人はどんな人物か。なぜ活躍できているのか
  • 自分と同じように中途で入った人物で今活躍している人は、どういう部署・経験を得て今どんな業務を担当している人か

これらを聞いて、自分が社内で活躍出来るイメージが持てたらOKです。
持てなければ、就職した後に苦労する可能性が高いです。

特に要注意なのが、「答えてもらえない」ことです。
これは安易に答えたくない(会社のマイナスアピールになる)と理解しているからというケースがほとんどです。

そういった環境で働くのはそもそもあなたが信頼されてない証拠ですので、疑った目線で見ておいて良いです。

良いエージェントの五箇条

  • どこが良かったか、入社する上での懸念点・心配事をフィードバックしてくれる(必ず、自分で聞いてみると良いです)
  • 案件ベースでの「良い・悪い」ではなく、あなた自身のキャリアにとってどういう価値があるかという視点でアドバイスをくれる
  • 企業に回答期限の延長や年収の交渉をしてくれる
  • 「他に良い求人はないですか?」というあなたの要望に粘り強く付き合ってくれる
  • 社長・役員・人事責任などとちゃんとパイプがあり彼らとの面接を自由にセットできる

転職先を探す方法

転職先を探す方法は一般的には以下のような方法があります。

  • ヘッドハンティングを受ける
  • 転職エージェントに登録して紹介を受ける
  • ダイレクトリクルーティング型のサービス(いわゆる転職サイト)を使う
  • SNSなどからマッチングする
  • 直接応募、または友人から紹介してもらう

上のほうがコストがかかります。

一点注意なのが、転職エージェントに紹介される案件だけで、転職サイトを絞っては行けません。

なぜなら、本当にあなたにとって魅力的な求人がそこには無い場合があるからです。

なお、転職するとき言い訳としてよく「自分がいないと仕事が回らないのでは」不安になる人もいるかもですが、絶対に回るので大丈夫です。

Webデザイナの私が転職を考えたきっかけとタイミング

転職をパートナーに伝える

転職を考えた時、誰でも不安になる。

特にパートナーに至っては、あなたよりも会社の事情や転職先の魅力を知らない。
知らない事を不安に思うのは当たり前の事です

そこで大事なのは、相手が共感できる文脈で説明することです。

  • ロジックを固める事
    • 短期的に見ると給料が下がるが長期的に今の会社にいては行けない理由
  • 共感してもらうこと
    • なぜ転職が必要で今の会社ではだめなのか。(不安なのも自分。そんななかでも転職を決断する理由がある
    • 子育てに例えると普段、子育てしない人が急に子育てに口出ししてきたら、怒りませんか?あなたの転職も同じです。(関わってる人でないと本当に重要なところは伝わらない)
  • 信頼してもらうこと
    • 本人にしかわからない部分が最後には出てくるので結局はこれまでの信頼関係が重要になる

意思決定は一番情報を持っていて、一番それに注力している人間がやるべきことですので、判断はあなたがする事なのですが、きちんと転職する理由を家族に納得してもらえないといくら転職先が良いところでも、家庭や恋人の気持ちが不安定になってしまえば、失敗したように思えてしまいます。

最後に

長々と書いてしまいまいましたが、転職するときの求人を選ぶのに重要なポイントは以下です

  • マーケットバリュー(市場価値)
  • 働きやすさ
  • 活動の可能性

求人広告を見る中で、あなたが重要視するべき「論点」を明確にするを大事にしてください。
それが、「働きやすさ」「活動の可能性」になります

どんな情報があれば、自分の中でこれら2つの情報を整理できるかを明確にしておかないと結局給与だけで転職を選んでしまい失敗しかねないのでご注意ください(ゝω・)

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