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リッチなUIが当たり前になることで起きている変化

考え方

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最近のUIフレームワークの進化により、Webサイトやアプリケーションを簡単に作成できる時代になりました。この変化により、若い世代やIT業界外の人からの参入が増え、アウトプットを見かけるようになりました。

しかし、このような変化は、技術やスキルの価値が下がることも引き起こすことがあります。

また、若い世代は高いスピードで情報を消化・処理する能力を持っているため、そのスピードに追いつけない人がいるかもしれません。

若い世代から感じる重圧

一言世の中が便利になったからと言ってしまえば、それまでですが、最近の若い人と仕事をすると、自分が同じ年齢だったときには考えられなかった能力を持っていることに気付かされます。飲み込みが早く、新しい技術にも柔軟に対応する姿に、時には刺激を受け、時には圧倒されることもあります。

これらは若い世代だけでなく、別職種から開発に入ってきた人にも似たようなものを感じています。

最初は教えてるつもりが、いつの間にか教わる事が増えてきたときに自分も周りに合わせて変化していかないと行けないと気付かされます。

エンジニアとデザイナーの役割変化

以前はエンジニアとデザイナーが分業していたが、今ではエンジニアがデザインについての知識を持ち、デザイナーも実装を担当するようになっています。

このような変化により開発フローがスムーズになり、より迅速なプロジェクトの推進が可能になってきました。

また、デザイナーがより技術的な側面に参加することができるようになり、新しい技術やツールを学ぶことができます。これにより、エンジニアとデザイナーが相互に学び合い、より高度なスキルを身につけることができます。

チームワークの重要性

UIフレームワークの発展により、エンジニアとデザイナーの分業が薄れ、一人で標準的なサービスを作成できるようになりました。

しかし、エンジニアとデザイナーはそれぞれの得意分野を持っているため、協力して開発することが求められます。

デザイナーはエンジニアが実装できるデザインを提供し、エンジニアはデザイナーが想定した動作を実現できるようにする必要があります。また、エンジニアとデザイナーは、プロジェクト全体を有意義に進めるために、協力して開発する必要があります。

チームワークを重視することで、より高品質なアウトプットを生み出すことができます。

チームの生産性を上げるためにできること

開発手法についていく

開発フローがエンジニアとデザイナーの協力によってスムーズになったことで、ウォーターフォール型開発からアジャイル型開発に移行する企業が増えています。

アジャイル型開発では、開発者やデザイナーがより密接に協力し、短いサイクルでリリースすることができます。

一方でデザイナーがアジャイル開発に参入できないといったプロジェクトも多く見かけます。

そういった、取り残しに合わないように自ら知識と経験を得てエンジニアの領域についていく必要があります。

アジャイル開発やスクラム開発をまとめたサイトもあるのでこちらに目を通すのはおすすめです。

エンジニアの場合はデザイナーが使うFigmaの使い方を覚え作り途中のものからでもコミュニケーションが取れるようになるなど、互いの領域に入ることはチームの生産性に大きくつながると思います。

UIデザインにこだわっていく

UIフレームワークの進化により、ウェブサイトやアプリケーションのデザインも大きく変化しています。

リッチなUIが当たり前になりユーザーが求める体験も変化し、より直感的で使いやすいUIが求められるようになってきました。

そのため、エンジニアやデザイナーは顧客やユーザーのニーズを理解しより良いUXを提供できるように何度も失敗をして早く改善サイクルを回す必要があります。

デザインとエンジニアリングの融合

これまで解説したようにエンジニアとデザイナーの垣根が薄れ密接なコミュニケーションができるようになりました。

デザイナーはエンジニアが実装できるデザインを提供し、エンジニアはデザイナーが想定した動作を実現できるようにする必要がこれまででもありましたが、互いのアウトプットを自らもできるようになり相手の考えが理解できるようになり手戻りが減ったり早く失敗できるようになります。

新しいスキルを身につける方法

1. 目標を設定する

まず、どのスキルを身につけたいのか、それがなぜ必要なのかを明確にします。

それにより学びたい内容に焦点を合わせ、適切なリソースを見つけることができます。

2. 自己評価

現在の能力を評価し、必要なスキルにどれほど近いのかを理解します。

スキルのギャップを知ることで、効果的な学習プランを作成することができます。

3. 学習資源を選ぶ

オンラインコース、書籍、チュートリアル、ワークショップなど、多様な学習リソースがあります。

学びたい内容、進行速度、予算に合わせて、適切な資源を選択します。

どんなものがあるかわからない。と不安な人はUI,UXデザイナが知りたいサービスを集めたを集めたキュレーションサイトがあるのでこちらで探せます。

4. 実践的な学習

新しいスキルを理解しやすくするために、実際にプロジェクトやエクササイズに取り組むことが重要です。

たとえば、ReactやNext.jsなどの新しいフレームワークを学ぶ場合、小さなプロジェクトを作成しありチュートリアルを進めるなどが考えられます。

5. 振り返り

定期的に進捗を評価して自分の立ち位置た必要に応じて計画を調整します。

また、メンターや同僚からのフィードバックを求めると自分では気づかない視点を得ることができます。

6. アウトプット

学んだことをブログ記事や講演などで他人に共有すると、理解が深まります。また、コミュニティに貢献することで、自分自身のスキルも高まるでしょう。

まとめ

UIフレームワークの進化により、エンジニアとデザイナーの間の壁が薄れ一人で標準的なサービスを作成することができるようになりました。

しかし、技術やスキルの価値が低下する可能性があるため、エンジニアやデザイナーは新しいスキルを学び、高品質なアウトプットを作成することが求められます。

エンジニアとデザイナーは、協力して開発することが求められ、チームワークを重視することで、より高品質なアウトプットを生み出すことができます。

自分の状況を見直して自分のスキルに新しい価値をつけていかないと時代においてけぼりにされそうで心配だなーと感じています。