SNSも多様化してどんどん増えてきましたが、デザイナーやクリエーターが使うSNSもある程度決まってきました。
本記事ではデザイナがよく利用しているSNSを紹介します。
なぜSNSを利用するのか
SNSを使う目的は人それぞれでしょうが、根底にあるのは「誰かと関わる」ということにあります。
自分のクリエイティブを投稿して反応をもらうのもあるでしょうし、誰かの作品を見て刺激を受けたいというニーズもあると思います。
SNSの多くは「いいね」のような好感度を閲覧ユーザーがつけれるのが特徴です。
好感度の高い作品がフィルタリングされて見えると刺激を受けやすいですし、自分の作品が「いいね」をもらえるのも嬉しいです。
SNSはいくつもありますが、自分が投稿したいユーザーがいる場所を見つけれると居心地良くなるのでSNSを楽しめるようになるかと思います。
SNS内で目立つようになるとユーザーからメッセージなどももらたり、自分のことを知ってもらえたりするので自分が思ってもいないような機会に恵まれることもあります。
文章系メインのSNS
デザインと言っても成果物だけではなく、考え方や途中工程、ノウハウなどもクリエーターとして公開する人は多いです。
そういった自身のアカウントに紐付いた文章メインの投稿サイトを紹介します。
1投稿140文字限定のSNS。簡単に投稿できることから更新頻度が早く投稿者の性格や個性が掴みやすいのでクリエーター同士のコミュニケーションもよりやすい。
写真の投稿も可能だが、ユーザーは文字ベースの情報やリンクを共有して、コメントをするなどの使い方をする。
一方でコメントで揚げ足をとるものもいて炎上しやすい側面もっている。
実名が推奨されてるわけでもないので、カテゴリーによって複数アカウントを使い分けるユーザーもいる。
note
Twitter同様クリエーターの個性が掴みやすいブログプラットフォーム。
noteで投稿した後にTwitterにシェアして認知を広げるやり方が一般的です。
「いいね」が短期間につくとnote公式などに紹介されるので、そこから新しいユーザーへの導線も開けます。
また記事を途中から有料化できる機能もあり、自身のブランディングをしてノウハウなどを販売するユーザーもいます。
Medium
海外版のnoteと近い感じで、自分の得意分野やセルフブランディングのため記事が多いです。
ライフハックのような記事も多く、デザインに限らず多くのカテゴリーで投稿されているブログプラットフォームです。
おじさんが中高年の男性やビジネス向けのアカウントが多い実名SNS。
アカウントでの活用よりはコミュニティグループを通した関わりあいが多く、実名なのもあってプライベートでのつながりにも発展しやすい。
実名SNSで転職色の濃いSNSです。
勤め先同士の繋がりや繋がりたい企業の人とつながるのに向いたSNS。
投稿の傾向はFacebookに近しいが転職やスカウトのための情報を公開・管理するのに向いています。
クリエイティブベースのSNS
Dribbble
自分の作品を共有したり、フィードバックを求めたり、インスピレーションを得たり、仕事を見つけたりしたいと思っているデザイナーのコミュニティです。
特に海外の作品が多く、作品をみて声がかかることも多いです。
個人のページだけではなく、企業単位でのアウトプットもされています。
Behance
adobeが運営しているサービスで、作品をポートフォリオのように見せる傾向のあるSNSです。
Dribbble同様、何かアイデアが欲しい時、インスピレーションを受けたい時に刺激を受けやすいSNSです。
特徴の一つに地域でのフィルタリングができるので同じ地域の好きなデザイナーを発見することもできます。
文章より写真を投稿する傾向のSNS。
一般的に女性向けや小綺麗なコンテンツが多い印象です。
感覚的にはビジュアル版Twitterとも言えます。
自分の作品だけではなく、他人の作品をクリッピングして公開できるプラットフォームです。
アイデアボード・ムードボードなど次の作品ためのインスピレーションのための整理やユーザーの好きなジャンルが見えてきます。
スライド系
登壇資料などをスライドにすることもありますが、そういったスライドのPDFを公開できるプラットフォームもあります。
speakerdeck
スライドのPDFを公開できるプラットフォーム。
運営会社が代わりUIが劇的に変わり使いやすくなった歴史があります。
githubのアカウントと連携できます。
SlideShare
speakerdeck同様PDFをアップロードできるプラットフォーム。
facebookのアカウントと連携が可能。
2016年以前くらいはSlideShareが強かったのですが、最近はSpeakerDeckが優勢な印象です。
コードベース
最近はデザイナもコードを書くことが増えました。
CSSやJavaScriptのノウハウを公開することやエンジニア向けの情報を公開する背景もあり、エンジニアがよく利用するサービスにデザイナも登場する機会が増えてきました。
Qiita
日本向けのンジニアリングに関する知識を記録・共有するためのサービスです。
コードを書いていて気づいたことや、自分がハマったあの仕様について、他のエンジニアと知見を共有したりするのに使われます。
zenn
「知見を共有するエンジニアに対価を」をコンセプトにしたサービスです。
Qiitaに似てはいますが、noteのようにコンテンツを販売することもできるエンジニア向けのサービスです。
Qiitaのほうが歴史も長く投稿数も多いですが、近年の盛り上がりはzennが頭一つ抜けています。
Github
Gitを使ったコード管理サービス。
ブログのように文章での説明とは異なり実際のコードを公開したり、公開されたコードに対し提案をしてスキルを見えたり、他のユーザーとのコラボレーションをします。
最後に
今回紹介したSNSをまんべんなく全部やるというのは難しいと思います。
あなたの目的にあったSNSが見つかれば嬉しいです。