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Web Asssembler(ウェブアセンブラー)という職種を自分の中で整理してみた

開発全般

投稿日

Web Asssembler という職業を皆さんご存じですか?
私は一週間くらい前まで知りませんでした。

知ったきっかけはこちらの「カスタムフィールド製造業ならびにWebアセンブラーという職業について」です。

私のWeb Asssembler(ウェブアセンブラー)の解釈

私は普段Webデザイナを名乗っていますが、最近自分でつくるものではデザインにそれほど時間をかけず
、ありものでなんとかして、コンテンツやマーケティングの方に時間を割いています

この「ありもの」でなんとかするのがWeb Asssembler(ウェブアセンブラー)のスキルの一つと理解しています。
※個人の見解です。

「ありもの」の正体

ありものというと流用など過去の資産を想像されると思います。
半分正解で、半分は別の見方ができます。

過去のノウハウや購入した素材・テンプレートなどだけでなく、他のサービスとの連携させたりすることも立派な「ありもの」になります。

さきほどの記事を読むと下記のように紹介されていました。

WordPressのプレミアムテーマとページビルダーを使ってWebサイトを制作すること

しかし、私はWordPressにかぎらず、Wix,jimdo,concrete5,ペライチなど利用するサービスは多岐に渡る人と理解しています(私がそうなので)。

Web Asssembler(ウェブアセンブラー)が利用するサービスはどれも単体での価値を発揮しますが、全部を自分で作らずに、組み合わせることでさらなる価値を生み出すのがWeb Asssembler(ウェブアセンブラー)の価値かなと理解しています。

去年くらいから私は言っているのですが、「デザインは金で買える」というのがこれに当たります。
デザイン(テンプレートを購入して)他の価値を付加してものを作っています。

「えー、この人Webデザイナなのに…」と軽蔑する方もいるかもしれませんが一向に構いません。
私は、「私が作った」ということより「早く、価値あるもの」を作りたいだけですので、Webデザイナという肩書にこだわりません。
なので、これからはWeb Asssembler(ウェブアセンブラー)を名乗っていこうと思います。
全然認知されていない名称なので説明が大変そうですが…。

Web Asssembler(ウェブアセンブラー)に必要なスキル

1番必要なのは未来を見る力(想像力でも良い)です。
Webサイトの目的とターゲット、強みを理解して、どのようにアプローチするのが最適か、決めた後は自分の中のロジックで整理して必要なもの、今はいらないものと分けます

作るものが決まってしまえば、あとは何で作るかを選定しはじめます。

作るものが曖昧ですと、大きな戻りが生じてしまうのでヒアリングや企画書からゴールまでの過程を細分化して、障害となるものを排除するツールの選定・利用をするスキルが求められます。

当然、使える・知っているサービスは大いに越したことはありませんし、外部パートナーの得意不得意に合わせて依頼できるくらいの人脈があるとなお良いですね。

コーディングは出来るに越したことはないですが、できなくても問題ないでしょう。
なぜなら、そこを外部パートナーに任せることも可能だからです。

1番重要なのは「何を作るか」という骨子に当たる部分をどれだけ精度を高く作れるかという点にあたります。

Web Asssemblerは今後増えるのか

増える一択と私は考えています。
だって、今がいないんですから増えるしかないでしょう。
需要がないなら別ですけど、その気配は今は感じません

じゃあすでに先駆者が日本にいるのかと聞かれたら、私はよつばデザインの後藤さんを思い浮かべます。
おそらく面識はないと思うのですが、後藤さんの過去に書かれた記事に共感しました。

【スライド】デザインしないデザイナーになる

ここで説明されている、デザインしないデザイナという考えがとても共感できたので、当時自信を持てた覚えがあります。

きっと、私が無知なだけでまだまだこういった考えの方はいると思いますし、影響されて増えるんじゃないかなとも感じています。

また、先程の紹介したスキルを見ると「これ、Webディレクターじゃん」と思われた人はいないでしょうか。
そうです、 Web Asssembler(ウェブアセンブラー)とはWebディレクターの派生型なのです。
上位互換ではないです。

もちろん、Webデザイナー、コーダーからWeb Asssembler(ウェブアセンブラー)に派生する方も多いと思います。

もっというと、業界外の人がいきなりWeb Asssembler(ウェブアセンブラー)として登場してくるかもしれません。

人が増えるというのは業界が大きくなってる証拠なのでうれしいですね。
反面、同じやり方では生き残れない・安くなる一方な人もいるでしょうけど、頑張れば良いだけですね!知らんけど。

最後に

誤解のないように言っておきますと、別にWeb Asssembler(ウェブアセンブラー)のやり方がこれからのスタンダードになるとは思っていません。シーンによって変わりますし、人によっても得手不得手あると思います。

Webサイトの作り方の一つの方法なだけです。

Web Asssembler(ウェブアセンブラー)という肩書を見て、自分もこれに当たるなーと思っている矢先に友人から「これコンチさんじゃん」と言われたので自分の中で整理するために今回この記事を書きました。

まだまだまとまってないので、混乱させてしまっていたらすみません。。

もし今の開発の仕方に疑問がある・疲れたと思う人は、一度このWeb Asssembler(ウェブアセンブラー)な感じで開発してみてはどうでしょう。
何事も経験です、今までなかった見方や今の業務に取り込める部分もたくさんあるかと思います

私も経験済みでいつの間にか、こっち側の開発に落ち着いてしまいました。
もっと詳しく聞きたい人は、焼肉かお寿司奢ってください。
お酒が入ればペラペラ話せると思います(ゝω・)