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WordBashというイベントを企画してみて

イベント・勉強会

投稿日

2016年1月23日に京都で開催された WordBash Kyoto というイベントに企画側で参加しました。
私は普段からぼっちさんと呼ばれるくらい単独で動くのですが、今回は珍しく大勢で集まったものでイベントを企画に参加しました。
普段やらない事をしたので学ぶ事・挑戦する事も多く、良い刺激をもらいました。

なぜWordBashが企画されたか

正直覚えていないです…。
誰が言ったかすら覚えていないのですが、ハングアウトでWordPressの話をしていたらしくそれをオンラインじゃなくてリアルでやったら楽しいよねって話になったのが起点だったような気がします。
この辺の話をしたのは@motchi0214さんな気がするけど5割位しか自信ないです。

もともとはgulpの話をWordBench京都でやるっで話で@Toro_Unitさんや@inc2734さんを呼ぶって話だったのですがいつの間にか懇親会からクライマックスなイベントになってました。
そもそも私はGUIあるからgulpいらないっていう煽り屋やるはずだったので、巻き込まれた感がすごかった(楽しかったので後悔はしてない)

あれよこれよと話が進んで、途中でイベント用のLP作ろうぜって話が出てきて、「乗ったー(・∀・)」ってなったのは覚えてます。
作成したLP

そして気がついたら、イベント当日になってました。
時間が流れるの早い…。

コミュニケーションについて

基本みんな家に帰る時間も違うし、住んでる地域も違うので実はこのイベント企画してから一度も顔合わせをしてないです。
基本的に連絡はFBで作ったグループで話を進めました。
議事録や記録に残す資料はグーグルドキュメントやスプレッドシートを使用しました。
FBもGoogleのアカウントもWeb系の人はみんな持ってるのでこの辺はとても楽でした。
この一件でグループ間のデータの扱い方のコツ私は学べました。

グループとは別で、主要メンバー?(4人)が集まってFBのチャットで裏でコソコソ話をまとめてました。
ここで凄く良いなと思ったのは、誰かがリーダーで意思決定者みたいな人がいなくて、賛成・反対と自然に各々の意見が出てみんな数の多い方に従うような進め方になっていたのが凄く良かったと個人的には思ってます。
なぜこんな事ができたのかと言うと多分、みんなが互いに信頼してるからだと思います。
(少なくとも私はその人達は自分が言ったからにはそれについての責任は最後まで持つ人達と思ってます。)

私はチームワークが嫌いなのは、負担が特定の誰かにかかりやすく、本当に頑張ってる人が認められず疲弊していく現場を見ている・感じてるからです。
楽しくやりたいという人は一定層いるのはわかっていますが、自分が楽しくやるためにはそれなりに行動力が入ります。人を巻き込むならもっとパワーが必要になります。
自分が楽しい事、やりたいことはみんなが同じというわけではありませんし、自分が出来ないからといって誰かに押し付けるのも違うと私は考えています。

モチベーションの量も質も個々で変化する中、自分のやりたいことを納得してもらう必要があるのは普段使わないパワーを消費させ続けるので「ああ、一人のほうが良いな…」ってなるので私はぼっちなんだと思います。
もちろん、目的、考え方が同じで進行できる相手とではパワーが2倍以上になるのでチームワークがダメと思ってるわけじゃないです。
※ぼっちもダメじゃないです。

打ち合わせについて

文字(グループのコメント)だけだとうまく伝わらなかったり、議論がしにくいので定期的にハングアウトを使ってオンラインミーティングをしました。
私が大事にしていた事は今日何を話すかという事を決めた「議事録」を作ることです。

次回の内容を覚えているか怪しいですし、過去にどういった議題が出たか、宿題は何かを思い出すきっかけに議事録は使えます。
打ち合わせの中で何度も同じ議論をするのは無駄としか思っていないので決まった事・次やるべきこと・残ってる課題をどんどん潰すのに上手く活用できたと思ってます(※少なくとも私は)
全員がミーティングに参加できるわけでは無いので参加できなかった人も置いてけぼりにならずに出来たと思います(多少は)

オンラインミーティングで他にも気をつけていたのは「ゆっくりしゃべる」事と「誰に質問しているかを明確にする」事です。
オンラインミーティングでは基本的に目線や顔の向きで誰に話してるかがわからないので、誰に話しかけているかを最初にわかるようにします。
具体的にはただ、最初に名前を呼ぶだけです。これがあると議論はし易いです。

ゆっくりしゃべるのは単純にPCからの声は聞き取りやすくするためと、別の誰かが会話に入り込みしやすくするためです。
普段と同じようにしゃべる人の会話を聞いて、会話に入るタイミングが難しいと感じて、解決策として行いましたが、ゆっくり喋ると私は無感情な感じになって怒ってると誤解されてないかちょっと心配してました。
誰にも指摘されなかったので多分大丈夫かなと思ってます。

LPの制作について

上段でも少し書きましたが、今回イベント専用のLPを作成しました。
本来そのLPのディレクターという立場でしたが、ワイヤーフレームを書いたらあとはみんながサクサク進めてくれたのでここでもぼっちしてました。

私は初めてgithub pagesに触れましたが、masterブランチにマージされると自動的に反映されるようにチームメンバーが作ってくれて便利だなと思いました。
また課題はissueにあげておくと誰かが隙を見て対応してくれたり、そこでどうするかのコミュニケーションも取れてgithubの良さを実感しました。
もともと皆さんgit使える方なので、guthubでの運用はスムーズに導入できました。
細々したコンクリフトで悩んだ場面もあったと聞いてはいますが私はメリットのほうがでかいと実感してるので、下手にプロジェクト管理ツールを使うよりもgthubでプロジェクトを管理するのも有りだなとこの一件で考えるようになりました。
※無料でやろうとするとオープンなものになるので仕事とかクローズドなイベントで使えるかというと少し考える必要がありそうです。

反省会について

反省はLPを公開したときとイベント終了時の2回行いました。
反省会もハングアウトで行うので少し工夫をしました。

参加した箇所や思ってることを言い出しにくい人もいて、どこが悪かったのような議論だと上手く話がまとまらないと思い、時系列毎に大まかに内容を区分けして、そのときに自分の感じたものを匿名で事前に記入頂いて反省会に参加したメンバーにその件について意見をもらう方式でやりました。
実際やってみて全体の反省内容が見えた上で会話ができたのでブレる意見が少なかったように思えます。

2016-02-13_15h44_07
この方法が良かったのは反省の内容の全体量が見えて時間を管理しやすかった事と今後どうするかを記録しやすかったので次回同様のイベントをするといに活かしやすいということです。

また反省会というと悪かった事しか挙げられない事が多いので良かった点も記入してもらうことにしました。
私自身すごく助けられた・感謝を伝えたい気持ちがあったのでこのような形にきました。
良かったということを改めて口にすることでみんなにも「こういうことをすると喜ばれる」という事例が伝わるので今後にも広がりやすくなるので良いと思います。

反省会は悪かったところを今後どうするかという話し合いの場だけにするのはもったいないのでみんなを褒めたら良いと思います。
※普段から褒めるのも良いです。

あと反省会は愚痴を言い合う会ではない(あのときの〇〇の発言は許せないとか)のでそういった流れにならないようには気をつけていましたがいらん心配でした。

最後に

一人でできる事と大人数でできることは違います。

一人が楽な場合もあるかと思いますが、複数人でやるほうが楽な場合があります。
何人でやるかというより誰とやるかが大事だと思うので、一人で出来ないことはやりたいと賛同してくれた人と集まってやるが良いと思います。
特にゴールまでちゃんと走りつ続けれる人とやるって見極めが大事だと思います。

次回いつWordBashがあるか私も知りませんがもしかすると暖かくなった時期にでも戻って来るのかもしれませんね(*ゝω・*)