関西フロントエンドUGさん主催の「WebデザインとUX について考える」という勉強会で思いをぶつけてきました。
【参加イベント】
[HTML/JS/CSS] WebデザインとUX について考える
【発表した内容】
おっぱいから見るUI/UXとPELSONA
なぜ発表したか
UI/UXについて誰かに習ったわけでもなく、本やネット、自分の経験の中にあったものを一度整理したいという目的から発表しました。
UI/UXという言葉が出始めたころは「UX」というものが良くわからん…となっていたのですが、ディレクター職をする中で「あー、なるほどこれがUXか」と腑に落ちる経験が何度かあったので自分の中でもUXへの理解が少しづつ深まっていきました。
一方UIはUXへの理解が深まるにつれて「ナビゲーションやボタンのことだけじゃないよな…」と自分の理解の間違いに気がついていきました。
そして「UI/UXは、ペルソナがないと考える事ができないぞ」と自分の中でルールが出来てきたのです。
人と話してもいてもUI/UXの話がしっくり来る事が少なく、自分のUI/UXの理解が正しいのか発表の中で確かめたかったのが目的です。
もちろん、自分が通ったUI/UXで迷った考え方をわかりやすく伝えたかったという気持ちも強くあります。
UI/UXの考えは非常に重要でデザインだけで話をする人にWebサイト・アプリの在り方を一緒に考えるのに非常に強い指針とすることが出来ます。
この考えに現時点で触れて真剣に取り組まないと、知ってる人と知らない人で大きく開きができるスキルになると思っています。
発表の中で言いたかった事
別におっぱい、おっぱいと言いたかったわけではないのです…。本当です。
UI/UXはそれぞれ独立して考えるものではなく相互関係によって成り立つもの、そしてUXはペルソナの存在が非常に大事という事が伝えたかったです。
そして一番言いたかった事はUI/UXはブラウザの中で完結するものではなく、リアル(現実)とも紐付くもので考えないといけないという事が言いたかったです。
またUI/UXとは何かと言うことを簡潔に自分の中で整理出来たので、それを言語化しておきたかったです。
UIは「目に見えるすべてのもの」を差し、UXは「その人の思い出」と自分の中でまとまりました。
UIはナビゲーションやボタンの事だけを指すのではなく、ページの読み込み速度、写真一枚、画面遷移など目に見えるものすべてになります。そして僕らWeb製作者が唯一ユーザーと接触(改善)できる箇所になります。
UXは一つで考えるのではなくシーンによって細かく切り分ける必要がある事。切り分けられたシーンがつながって一つの思い出になる事が伝えられたら私は満足です。
以前の私のように、UI/UXがよくわからないという人が「なんとなくわかった」と思ってもらえたら今回の発表は成功なのかなと思います。
最後に
UI/UXは自分の中で留めておくより、誰かと共有する事で新しい視点が出たりしてサービスを大きく向上させる事ができます。
例えばクライアントさんからユーザーの情報を引き出したり、同じ目標を目指す事もできるので開発の質も上がります。
綺麗なコードを書いたり、美しいデザインを考えるのも大事ですが、本当はユーザーはそんな事を求めておらず、もっと別の問題解決に僕らのスキルが発揮できたらもっとみんながハッピーになるのかなと思う次第です。
あとUI/UXを理解したらモテるかなと思ったけど、そんな事はありません。ソースは私です。
ユーザが求めるコンテンツ(人間力)とデザイン(イケメン)はどこの世界も基礎力となりますね。つらたん…。