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WordPressのテーマの作るのに簡単・軽量・快適な開発環境をくれたWocker

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これまでWordPressの開発環境はVCCWで作っていましたがちょくちょく名前の聞くWockerを今年になってから試してみたら思いの外良くて開発環境を完全に移行しました。
※別にVCCWが悪いとか言うわけではなくて、私の目的(テーマ開発)にとっては使いやすかっただけです。

Wocker

VCCW使ってる人はWockerの導入はとても簡単

VCCWを使ってる人はすでにvagrantやVirtualBoxを使っている人だと思うのでは試しに使ってみる導入の敷居はとても低いです。
やり方は今まで、VCCWのgitから持ってきた(または clone)してたファイルをWockerのgitに切り替えるだけです。

立ち上げのコマンドも変わらずvagrant upで済みます。
※2回目以降の立ち上げは少し使うコマンドが増えますけど。

WockerでVCCWより気に入っているところ

私がVCCWよりWockerを気に入っているところは環境の捨てやすさと、新規の環境の作りやすさです。
VCCWでは1WordPressに対して1つずつvagrantが必要でしたが、Wockerでは1つのvagrantに対して複数のWordPressの環境の構築が可能です。
※私が知らないだけでVCCWでも同様の事ができたら教えて下さい。

image

Vagrant1つに対してWordPressを複数入れれるということは短時間で、それを行えるということです。
同様にWordPressの削除もすぐできます。
vagrant自体の削除はVCCWの頃と変わらず、vagran destoryで削除できます。

追加で覚える必要のあるコマンド

WockerではWockerコマンドと言うような専用のコマンドがあります。
これを覚えれるだけで、立ち上げと削除はVCCWの頃と同じような感覚でできます。

まずWockerコマンドを使うためにはSSHに入らないといけないのでvagrant up後、下記コマンドを叩きます。
$ vagrant ssh

Wockerでは1CONTAINERに対して1WordPressをインストールするようになるので、下記のようにまずはCONTAINERを作ります。
$ wocker run --name コンテナの名前

CONTAINERの起動方法
$ wocker start コンテナの名前

CONTAINERの停止方法
$ wocker stop コンテナの名前

CONTAINERの削除方法
$ wocker rm -f コンテナの名前

最後に

WockerがVCCWより優れてるとかそういう話では全然ないのですが、私に取ってはWockerはとても使いやすいです。
VCCWは便利なのですがノートPCなど容量の低い端末だとちょっと苦しかったのですがWockerだと容量が小さく済んでとても使いやすいです。

テーマ開発がメインのデザイナ系の人は食わず嫌いはやめて一度触って見ると良いと思います(*ゝω・*)