初めて/packages/
の中で動くconcrete5でテーマ(package)を作ろうとしたのですが私は苦戦していました。
ベースにできるテーマが無いかなーと思ったら、concrete5にデフォルトでインストールされているElementalの上書き用(カスタマイズ用)のpackageがあるのを見つけましたので紹介します。
ベーステーマの紹介
Cloneamentalはconcrete5にデフォルトで同梱されている「Elemental」のテーマをカスタマイズしたいときに使うテーマです。
最低限のファイルで作られていたので、concrete5を学ぶにも使いやすいテーマでした。
使い方
cloneamentalをダウンロード後、/packages/
の中に移動させます。
その後管理画面に戻って、インストール→有効化で使用可能になります。
自分のテーマを作りたい場合はテーマ名であるcloneamentalを自分のテーマ名に変更することで最低限インストール出来る状態のテーマにすることができます。
テーマを作る際に必要なファイル
cloneamentalはtheme
の中にはファイルが多いので最低限必要なファイルをご紹介します。
必須ファイル
- description.txt
- テーマの説明テキストファイル。
- thumbnail.png
- テーマの画面キャプチャ。120×90のPNG形式。
- default.php
- デフォルトのテーマファイル本体
あると便利なファイル
concrete5 5.7以降から、page_theme.phpファイルというものが踏めました。
自分でテーマを作る際にこちらにconcrete5のコアで用意されているCSSやJSを使うかなどの設定ができ便利になります。
メモ
- getThemeName() と getThemeDescription() というメソッドにテーマ名やテーマの説明を記述できます。(description.txtの代わりになれる)
- テーマを補足して、よりGUIでの編集をしやすくするためのものです。
- インストール時のみ適用となるので、あとからこのファイルを作成した場合はテーマをインストールしなおさないといけません。
page_theme.phpの設定については下記記事でまとめられいて、わかりやすいです。
elementalのpage_theme.php