2016年7月3日に、知人とfacebookを通じてIT系の読書会をしてきました。
やった内容は各々が積み本している本をこの機会にきちんと読んで紹介するというものです。
初めての試みでしたが、本の話やその人の考え方、これまでの生き方がわかって手頃に楽しめるイベントになりました。
イベントの雰囲気
イベントは飲食店でランチをしながら、各々の読んだ本の紹介、なぜ読んだか、感想を説明する感じで進めました。
美味しいご飯食べながら、和気あいあいとみんなの話が聞ける雰囲気でしたので全然堅苦しくないです。
元々1ヶ月くらい前に読む本をみんな決めてもらっていたので、当日「こんなジャンルの話が聞ける」と予めわかっていては自前う前からワクワクでした。
発表後各々気になった部分を深掘りしたり、みんなでディスカッションする感じで一人で読むだけではこの経験はできなかったと思います。
発表のあった本
私含め5名の方が参加して下記の本で発表しました。
自社のブランド力を上げる! オウンドメディア制作
翔泳社
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- 感想・内容
- 企業内でブログメディアを立ち上げる時のための基礎知識がまとまってる
- 運用設計と改善方法、メディアを育てる方法が書いてあって将来的な全体感もわかる
- ペルソナの作り方をきちんと立てて、作って終わりにしない
- 作り方を学ぶことで大事な部分のどこに力入れてないかがわかる
Webデザイン・コミュニケーションの教科書
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- 感想・内容
- 古い本なので技術の面は古い話になってる
- デザイナに言ってもいデザインは上がってこないのでその改善方法が納得
- コミュニケーションを活かして実践する方法
- 難しい事は書いてない
- これが正解とかおしつけではない
- イラストがあって読みやすい
- 自分の失敗を思い出せる内容
- ターゲット
- 紙でこれからWEBに入るデザイナ
- 周りがオペレータ的なデザイナが多い人
- 業界に入って一年目くらいののデザイナ
- デザイナとうまくやっていけてないディレクタ
- クライアントからいけてない要望が出て提案に困ってる人
- ヒアリングにつなげる
- とりあえず3案とか作らない
- とりあえずの前にできるヒアリングがある
- コンテンツファーストの走り始めの本かも
- 作っていく中で「なぜ」を繰り返すうちに理解し始めた
小さな会社 ネット集客の鉄則
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- 感想・内容
- 戦術より戦略
- ストーリによる戦略が大事
- LP、メールマーケティング、動画コンテンツの話
- ターゲットをどうするか
- ペルソナの立て方
- みんなやってそうでやってない事を狙う
- 競合他社との違い
- 自社の強み
- 強みは相対的である
- WEB戦略ではなく自社の強みは整理しておこう
- 小さな会社さんはリアルでのお客さんとの関係が大事
- 手紙を出すというのは響く手段
- 質問で上がった事
-
Q.メール・動画マーケティングは本当に効果あるのか
A.メールは検索もらうんじゃなくて、こちらからアプローチできる数少ない手段 -
Q.本当に五年後も使えるか
A.基本が学べるので技術が変わっても大丈夫
マイクロサービスアーキテクチャ
オライリージャパン
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- 内容・感想
- 負荷分散の話
- 例:会社でこの人休むと会社としてピンチ
- 危険な状況を回避する
- マイクロサービス
- 小さなサービスで個々に分割
- どこかが落ちてもクリティカルにならない
- マイクロサービスの事例
- アマゾンプライムビデオ
- ネットフリックス
- カオスモンキー
- カオスモンキー障害を起こすためのオープンソース
- カオスなんちゃらシリーズがあり、わざと常に障害を起こしている
- カオスモンキー
- 障害を落ちても大丈夫な設計で必ず作る。
- サービスはじめは全部盛りでつくる方が良い
- 会社の組織図で考えるとわかりやすい
- (例)営業がいなくなってもマーケティングが残ってたら多少なんとかなる
- 形になってからサービスを分散させる
IAシンキング Web制作者・担当者のためのIA思考術
ワークスコーポレーション
売り上げランキング: 23,356
- なぜ読んだか
- バナー1つ作るにも情報整理が必要
- 深掘りしたい
- 仕事でディレクタとのコミュニケーションが上手くいっていない
- よかったところ
- 練習問題がある
- 情報の深掘りを考える上でわかりやすい
- ディレクターにはもっとしっておいてもらいたい情報
- 一緒に情報を持つことで考え方が統一できそう
- 参考として
- プロセスを元に設計
- 味もとのサイトを参考に
- 見えている情報の整理
- どこで買えるか
- 誰が買うか
やって見た感想
一番良かった事はイベントを開催するにあたって積み本が消化できることです。
主催してる以上、本読んでないとかになるとかは心理的に絶対に避けたいものでした…。
参加者の中には当日に読みきった猛者もいたのでこの辺の心理的負担はみんなが持ってるもののようですね。
他にも自分の身近なデザイナ・プログラマが何に興味を持っていて何を成長・解決させたいかを知ることができて良かったです。
ITを触る以上、自分もぶち当たる問題だったりしますのでその解決の糸口を知っていれるだけでも十分刺激になりました。
アンケートの結果
アンケートを取ったのですが、下記のような結果になりました。
今日のイベントは楽しかったですか
- 凄く楽しかった:33%
- ちょっと楽しかった:66.7%
今回のイベントを人に勧めたいですか
- 参加を勧める:100%
その他、ご意見・改善点・ご感想があればいただけますか
- ランチスタイルだと身構えなくてよかった、一方でもっとビジバシいう会議スタイルもチャレンジしたい(その場合は会議室貸切?) 様々な職種の方が集まってる中で難しいかもしれないが課題図書を読んで発表するスタイルやそれぞれの職種に合う本をお互いおすすめして読むようなこともしてみたい
- 本読むだけじゃインプットばかりでアウトプットがなく、今回みたいに人前で発表すること前提だとより自分の頭で整理して書籍を読めるのでいいと思いました
私自身やってみて凄く身になるイベントだったので、またやりたいと思っています。
頻繁にやると負担になりそうなので、季節ごとに一回ずつくらいのペースでやりたいと思っています。
次回は10月頃を予定しています。
この記事を見て、このイベントに興味ある・参加したいという人は私宛にでもfacebookから連絡ください。
facebookでグールプを作成しているので事前にそちらに招待しますね(*ゝω・*)