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WordPressのハッカソンに参加した振り返り

イベント・勉強会

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先日第23回WordBench大阪に参加してきました。
今回はテーマを作ることが目的でチームは各自作りたいテーマ毎(6組)に別れました。
公式テーマにできることを想定して作るということでLICENSEもGLPのものを使うように制限されたのが印象的でした。

ハッカソンとは「ハック」と「マラソン」を組み合わせた造語で、チームを作って技術とアイデアを競い合う開発イベントの一種です。

私が参加した目的

ハッカソンに参加する人の目的は色々あるかと思いますが、私の場合は「共同作業をしたい」というところでした。
人がどういう風に作るのか見たかったし、スピード感あふれる開発に憧れていました。

私は一人で作ることばかりなので、色々な人の話を聞きながら開発するのは刺激になりました。

問題点

やはりというか自分でも参加前から懸念していたのですが、もともと一人の開発を得意としていたので共同作業が上手く出来ませんでした。圧倒的ポッチ力!

ポッチの時系列
運営「はーい、6人組作ってー」

私「…スマホサイト作りたいです!」→「エッ、私一人!」

運営の人たちが参加してくれて、開発環境の話する

チームの人「ほら、Windowsの人いるし…(私以外みんなMAC)」私「…」

チームの人「Sassとか使おうか」、私「すいません、私LESSしか使えないです…」

_人人人人人人人_
圧倒的ポッチ!
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

まさかのコミュニケーション以前にポッチ感を味合うハメになるとは想定外でした。
流行りものを使うのは大事ですが、協調性のほうがもっと大事と改めて学べました。

制作過程

今回作るものはアンケートを取ることが出来るという一風変わったテーマです。

各自作るもののイメージがバラバラなので、ますはヒアリング。
その後に制作に必要な内容を具体的にするためにテーマ名、アンケート内容、サイトマップ、画面構成という順に作っていきました。

私にとって新鮮だったのが、Facebookグループを使って開発したことです。
私は普段FBは使わないのでですが、グループはすぐに作れるし、非公開にもできるので便利ですね。
目の前にいる人とチャットで話すというのも新鮮でしたが…

チャットワークを使ってという話も出ましたが、”仕事の修正来てるから見なかったコトにしたい”というつらい理由で除外されました。

時間がないので各自自分の担当分をこなして行って、後で合体する感じで制作しました。
制作過程はチーム毎で考えるというもの良い刺激になりました。
担当は主にサーバ、デザイン、コード、JS、アンケート集計の管理画面といった感じで分けられました。

フロント側はデザインが上がったものをコーディングしてテーマに反映してアンケートフォームを実装といったシンプルな流れで終わりです。
バックエンドは知らない間に出来上がっていたのでイケメン勢は素敵です。

反省点

私がコードを担当していたのでフレームワークとか勝手に選んでしまったのですが、公式テーマに上げることを想定してると考えると_Sを使った方が効率的だったと反省しています。

それと想定していた実装ができないことが後で分かった事が猛反省です。
私ができるだろうと先走った結果なのでお恥ずかしい限りです。
その点で妥協してプラグインを使ってしまった事。今回はテーマ内で実装を完結させることが目的だったのに、一部プラグインに頼ってしまいました。
頼ったプラグインはContact Form 7ですが、皆さん慣れていて、すんなり要望を実装してくれたのでこういう有名プラグインの共有知識はWordPressらしいなと感じました。

あとスケジュールも共有しておけばもっと効率良く回せた気がします。
共有作業では、個人の想像は伝わらないので形に残して共有すべきだったなと反省。
こういう気の回せなさがぽっちたる所以ですね。

実装が難しそうなところを気軽に相談しすぎて苦労をかけてしまったのも反省です。
最低限の実装→時間の余裕を見てクオリティアップに務めるべきでした。

協調性ってコミュニケーションだけじゃないので少し頭を悩ませそうです。
他人のルールに合わせれる柔軟性を持たないといけませんね。

まとめ

まず、楽しかったです。
ハッカソンは自分だけの考え・スキルではできないものが短期間で形になる醍醐味がすごいです。
あと、チームの人柄が良かったというのも大きいです。
ぽっちだからできたチームなので今回ばかりはぽっちで良かった思います。

でも満足かと言われれば、中途半端に終わってる気がするのでハッカソンが終わっても完成させたいとか、今後もgithubとか使ってデータをやりとりしてみたいとか願望もあります。
さらに、公式テーマを作ったことのある日本人は少ないと聞いたので来年チャレンジしてみたいとやる気を与えてくれました。

ハッカソンは終わっても夢も希望も目標もくれる素敵なイベントです。
初めてのハッカソンがこのイベントで良かったです。