2017年10月23日に大阪に大型の台風が来ましたね。
そのとき、初めて避難所に退避しました。
初めての経験ということもあって、考えることも多かったのでメモします。
避難とはリスクとの天秤
結果だけ言えば、避難をするほどの被害はありませんでした。
むしろ家で寝ててもなんの問題もなかったレベルです。
ただ、避難しなくてよかったとは全然思っていません。
早期に避難した理由
これまで私は災害等で避難をするといった経験はなかったです。
今回何が違ったかというと近隣の大きな川(大和川)が氾濫する可能性が高かったからです。
私の家は大和川に非常に近く、氾濫したらかなり早い段階で水害に合う場所でした。
「避難準備情報」が出た段階で避難したのですが、その理由は人に合わせていたら自分の身が危険と感じたからです。
下記のツイートで「避難準備情報」というのがどんなものか初めて知りました。
避難勧告が発表さている地域もあるかと思います。
避難レベルについて、•避難準備情報
「行動し始めといてね」
•避難勧告
「もう大体避難できた?」
•避難指示
「はっ!?おまえ避難してないとか死ぬ気!?」ぐらいの感覚で身構えて下さい。
政府ガイドライン参照#台風21号 pic.twitter.com/OY78lsbE44
— のあ(´Д` ) (@usagi_noah) 2017年10月22日
家が川から近いので、帰り道に水位が確認できて、「これは朝までは持たないな」というのがすぐわかりましたので避難を決心しました。
今回、雨はAM2時くらいにはやんでいたので、大事には至りませんでしたが、これが朝まで振り続けてたら、自分の家は浸水してたんじゃないかなーと思ってます。
実際今回は浸水覚悟で避難しました。
避難した理由
当たり前ですが、避難した1番の理由は「命の危険」を感じたからです。
私は学生の頃に「東海豪雨」を経験しており、水害にはちょっと敏感です。
当時の水害は学校が浸水して、校舎の一階が全滅したので、水害の恐怖は知ってるつもりです。
当時は避難が遅れて対処する選択肢が少なかったのをよく覚えています。
今は昔のように若くも無いので、避難が遅れて怪我や病気になるかもというリスクを回避するのが目的でした。
大和川レベルが氾濫したら、自分じゃ生きるための選択肢が少なく、命に関わると思って早期に避難所に移動しました。
普段ならめんどくさいと思って、やばいと思うまで動かないのですけど、過去の経験からすぐさま行動にしたのは自分でも意外でした。
避難したときの荷物
持ち物は下記のものです。
- ノートPC
- 外付けのHD
- 貴重品(通帳・印鑑・契約書)
- 寝袋
あまり多く荷物を持っていって仕方ないと思って最低限の荷物に抑えました。
今回実は浸水を覚悟していて、引っ越しを考えていました…。
幸い私の仕事はネットのPCがあればできるので、命と貯金の次に、PCが大事なものと改めて実感しました。
本当は自転車も持っていこうと思ったのですが、涙を飲んでおいて行きました。
自転車は交通機関が止まっても移動できるので、持っておきたかったのですが、寝るときに邪魔になると思ったのです。
今回はすぐに帰宅できて交通機関が麻痺するレベルではなかったので置いていって正解でした。
避難所に移動してわかったこと
- 早い段階だと老人が多い
- 家族連れが多い(土地に寄るかも)
- 避難所は水害と地震で場所が異なる
- 飲食物と毛布はある
- 定期的な情報はラジオでOK
- twitterは調べたい情報を検索できる
- 床で寝るのは硬くて辛い
- 枕があると寝やすい
- 動きやすい服は持ったほうがよい。
- 夜は冷える
- 避難用(登山用)のリュックはあると良い
この辺は経験しないとわからないので被害が少ないうちに経験できてよかったです。
普段からやっておくと良いこと
避難するにあたって、自分の足りないところに気が付きました。
何もなければ、問題無いのでしょうけど、何かあったときにはあとでこの辺をやって置かなかったら後悔しそうかなと思いました。
- PCのバックアップ(クラウドにおく)
- 貴重品をまとめておく
- 防災情報 のアプリをいれておく(特に格安SIMの人)
最後に
リスク回避って結構軽んじられますが、継続することを考えると大事です。
捨てれるものと、守るものと見極めるのが大事ですね。
これはプロジェクトでも言える事で、時間・金・クオリティの何を優先するかの判断できないといけませんね(ゝω・)