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副業を会社員が始めるメリット

転職・副業

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最近会社員をしながら、週末や空いた時間で別の仕事をする人が増えています。
私もそういった人の一人です。

私はかれこれ約5年くらい会社員&副業をしています(本腰入れ始めたのは2年位前からです)。
2017年は気がついたら結構な時間と機会に恵まれて、それなりの金額を稼ぐことができました。

よく「コンチさんはフリーランスにならないの?」と聞かれますが、私はまったくフリーランスになる気がありません。
なぜかといえば、フリーランスになるほうが私はリスクが高いと感じているからです。
会社員であることにメリットを感じています。
※別にフリーランスになる人を否定するつもりはないです

IT系の人会社員の人だとよく「フリーランスになりたい」といった人をよく見かけるのですが、本記事はそういった人に対して「副業」という選択肢を検討してみたら?という記事です。

会社員&副業のオススメの理由

私がフリーランスにならない1番の理由は収入が安定しないことです。

しかし、会社員であれば一定の金額の作業をいただけるので、急に生活に困るといった事はありません。

そいうった安定した状態で新しい事を始めれるのはリスクが少なく、失敗してもダメージが少ない状態で色んなチャレンジができます

実際私も副業と一言で片付けてますが、色々なサービスに登録して仕事を得たり、好きなものを開発して収益にしていたりしています

なにより副業は自分の好きなことを仕事に選べるので、本業で嫌なことがあっても浄化でき、モチベーションを維持する事が簡単です。

また副業って自分のペースですすめれるので、「今月は忙しいからちょっとペース落とすとか」「ちょっとお金欲しいから頑張る」とか変動もできますので、副業を始めてからでも全然調整できます。

実際給料を月5万増やそうとすると、難しいですが副業を始めることでそれはそんなに難しくありません。

副業をやってみて気がついた事

予定していないスキルアップがある

副業では本業で学ばない事がたくさんあります。

副業では、本業で得た知見を活かして他の人に役立てます。
またその案件のリアクションや過程で気付いたことを本業にフィードバックできるという相乗効
果が生まれます。

具体的に言いたいのですが、一言では説明できず申し訳ないのですが私は本業でも活かせるスキルや知見が溜まっています

心が豊かになる

スキルアップの部分と繋がるのですが、「会社がつぶれてもなんとかなる」「ここじゃなくても活躍はできる」と思えるようになりました。

一つの会社に長くいるとどうしてもその会社・環境で上手く立ち回るのがうまくなりますが、それってその会社を去ってしまうと無くなってしまうスキルなんですよね。

自分で1から始めると再現性が高いので、環境に依存しなくても良くなりパワハラや嫌な人間関係で我慢する必要はなくなります

また豊かという点ではお金もそうですね。

副業をすると出ていくお金もありますが、当然入ってくるお金もあります。
言ってしまえば給料日が増えるということです。

サラリーマンですと給料が定額+残業代が決められた日に入ってきますが、副業をすると自分の結果に応じた金額が不特定なタイミングで入ってきます。

これって凄く心がうるおいます。
入金があったらメールで通知してくれる口座を入金先にしておくと、ハッピーが加速します。

人脈が増える

副業をするとお客さんが何処かにいる事になりますので、関わる人が増えます。
本業では知り合えない人と繋がりができるのです。

副業でできた人脈が本業に活かせることもありますし、そうでなくても新しい人と出会うことで人間的に成長できます。

社内の人としか関わる機会がない人は、この点は特に大きな刺激になります。

副業に向かない人

とはいえ、副業が向かない人もいると思います。
私は自分で言うのも何ですが、向いてる人間でした。
私の周りで失敗や挫折をしていった人の例を幾つか紹介します。

やりたい事が見つからない人

副業と一言で言っても様々なものがあります。
せどりやECショップを持つような商品を扱うようなもの、自分のスキルを時間で売るもの、自分で何かを作って売るものなど様々です。

自分で「何が向いてるか」ということに悩んでしまい一步進むのに時間がかかってしまう人や、スタートに時間をかけたので失敗を恐れてしまう人は向いていないと思います。

よく「得意なことがない」と悩んでしまう人もいますが、「得意がないなら作れば良いだけ」で何がやりたいかがない人はそれも決められずに壁にぶつかってしまいます。

自分で決められない人

上記の「やりたい事が見つからない人」とも類似するのですが、自分で決められない人は副業は向いていないでしょう。

もちろん一人で行うのではなく、チームで行うようなタイプの副業もあると思いますが、それだと自分のペースでは進めれないので、難易度がぐっと上がります。

指示待ちに慣れている方ですと、モチベーションの維持も苦手な人もいるせいか上手くいっていない人を見かけます。

時間がない人

副業をやるといっても、本業やプライベートがすでに忙しくて副業をする時間を作れない人はそもそも始める事が難しいです。

まずは副業をする以前に時間を作ることができなければ何も始められません
どうしても、時間が作れないのであれば転職するのも手だと思います。

Webデザイナーの転職のやりかたについては下記にまとめていますので、参考になれば幸いです。

Webデザイナーが転職するために初めにやっておくこと

頑張りすぎてしまう人

副業はあくまで副業で本業に支障が出てしまうのはNGです。
副業のせいで稼働が長引いて、睡眠時間が短かったり、体調不良を起こすような人は本業での信頼も失いかねないのでオススメできません。

特に最初は結果が出にくいのでその分頑張ってしまう人がいるのですが、自分に無理のないペース配分をわかっていないと長続きはできません

私は目安として、今月は一日、または週のこの日を副業に使うと決めている(余裕は持たせつつ)ので、あまり無理をすることはないです。

副業で何をするかを選ぶときの基準

「なぜ副業を行うのか」という事で何をするのか選ぶ事が重要です。

例えば副業の目的が「生活費の足し」なのか、「自己実現」なのか、「独立準備」なのか人によって様々です。
人によっては副業を行うこと自体にメリットがないという結果になる人もいるでしょう。

私は「本業では経験できないものを副業で得て、スキルとの相乗効果が産めるかどうか」を判断基準の1つに持っています。

もちろんお金も欲しいというのはありますので、高い単価でも依頼がくるものという点も大事にしています。

ただいたずらに所得アップだけを目指して副業に手を出してしますと、本来欲しかったものや機会に恵まれずなんて事もありえますの注意が必要です。

副業を通して得るのが「現金」だけになってしまうと、短期的な利益にしかなりませんのでもったいないです。

最後に

ここ最近では、複数の仕事を本業として捉えていく「複業」や、仕事以外にも活動の場を持つ「パラレルキャリア」への関心も高まっていますので、副業をすることに悪い印象を持つ人も減っています。

副業をしていないことがリスクと言われる時代も遠くないかもしれません。

いきなりフリーランスになるというのは私はリスクが高いと思っています。
副業は一度自分の力試し&フリーランスになるときの準備運動にするというのにもってこいです。

副業が「フリーランスを始める=退職する」以外の選択肢のきっかけになれば幸いです(ゝω・)