タイトルですでに出落ちですが、2018年11月から東京の会社に転職しました。
私は東京に住むつもりがないので住まいは大阪のままです。
振り返ると12年ほどIT業界で働いてました。
これまでどうやって理由で転職先を決めていったかなどを紹介します。
これまでの経歴を振り返る
これまでの経歴を振り返ると下記のような感じです。
- 2006年〜:モバイルアプリ(ガラケー)/Flash/ドッター
- 2012年〜:旅行会社(Web担)
- 2012年〜:不動産専門の制作会社(Webディレクタ/Wenデザイナ/アナリスト)
- 2016年〜:モバイルアプリ/Webシステム制作会社(UIデザイナ/Webデザイナ)
- 2018年〜:自社プロダクト開発(UIデザイナ/?)←いまここ
2015年あたりから副業など自分で色々やっていたりしてるのでスキル的にはもう少し広かったりします。
新しいことが好きと言いつつ、いつも手堅い感じに転職してるなと自分を褒めたいです。(旅行会社のときは会社が#000な会社だったのですぐ辞めました)
これまでの転職の理由を振り返る
転職のきっかけはモチベーションだったり人間関係だったり様々ですが、なるべく現状維持ではなく数年先に自分が必要になるかなと思ったスキルを身につける事を重要視して転職しました。
1社目の入社理由(亡くならない業界)
あまりできの良い学生ではなかったので、会社を選ぶなんてことはできなかったのですが、自分がやりたい分野が下記でした
- 今後成長が期待できる業界
- 一人でも開発できる(チームのスキルに依存しない)
そういった理由でゲーム専門学校に在籍しつつ、「ガラケー」のゲームの会社に進むことにしました。(当時はPSPやDSなどのモバイルゲームも視野に入れてました)
2,3社目の入社理由(業界特化)
はじめての転職になりますが、新卒の会社で7年もいたら、他の会社も知らないとなーという気持ちもありましたが、一番の理由は「得意分野が無い受託は今後辛くなる(薄利多売になる)」と思って、なにか業界に特化した会社で働きたいと思ってその視点で探しました。
始めは「自社販売の旅行会社」に就職したのですが、個性的な経営方針だったのですぐ退職しました。
その次の会社は「不動産関連の制作会社」に就職しました。
ここでは「業界特化」の考え方や営業方法など「働いてみないとわからないな」ということがかなりあり勉強になりました。
メインはディレクタをしていたのもあって、外部パートナーとのチームの作り方やお金周り、プロジェクト管理などが経験できて今のデザイン以外の分野ですごく活きています。
4社目(システム連携)
先日まで勤めていた会社になります。
ここは「システム開発」が得意な会社です。
私はメインはデザイナーですが、プログラミングもちょっとできるのでエンジニアとの連携が得意です。
近年フロントエンドが活性化しており、これまでのコーディングしたものをエンジニアが組むというワークフローでは効率が悪く、納品した後もやり取り(作り直し)が発生するような状態になっています。(gitが使えないとかもそうですね。)
そこでデザイナーがフロントエンドをかじれると開発効率が上がります。
まだまだフロントエンドが触れるデザイナーは少ないので、全体的に給料が上げやすいのと、需要が高いので、職が無くなるなんて心配をしなくても済むという理由でこのあたりのスキルを伸ばしたいな思っていました。
またこの会社はリモートワークOKな会社でしたので、リモートワークの開発にも興味がありました。
基本的にエンジニア主体の会社でしたので、メインのコミュニケーションはslack、進捗管理はGitHub,データ管理はGoogleDriveで行っており、会社に行かなくても仕事はできる状態でやれていました。
今の会社を選んだ理由
実は今の会社は一年前から副業でずっとプロジェクトに関わっていました。
もともとTwitterで声をかけられたのですが、プロダクトが面白そうだったので週2〜で副業で参加していました。(自社プロダクトを持っている会社なので、開発に集中できました。)
この会社で働きたいと思った理由はいくつかあるのですが、箇条書きするとこんな感じです。
- 自社プロダクトの会社で働きたかった
- プロダクトの考え方・攻め方がとても良い
- ユーザーに直接会える(ユーザー会をしてる)
- 社内にデザイナがいないので活躍できそう(これまでのデザインは外部パートナー
- 1年付き合ってるので人間関係に問題はない(というか結構好き
- 開発メンバーに認めてもらってる(私も認めてる
- 会社が業績をずっと伸ばしてる(会社がいい感じに成長してる
- 社員にお金をちゃんとかける会社
- フルリモートワークOK(大阪で働いてるのは私だけです)
- おちんぎんがいい感じ
もともと副業で働いてたので、入社にあたって何も不安はなかったです。
これからはもっと、こういうお試し期間があって本当の意味で双方が納得した上で転職する流れが当たり前になるんじゃないかなと思います。
自社プロダクトがある会社で働きたかった理由
これまで基本的には受託の制作会社で働いていました。
保守などはあれど、作って終わりや必要なときに声をかけてもらって、またプロジェクトを動かすみたいな開発ばかりしていました。
それが駄目とは思っていませんが、今後デザイナーがその働き方をするのはリスクが高いと日々感じていたのもあって「きちんと自分のデザインで数字を向上させる」という結果に向き合いたかったのでプロダクトを自社でもって売上に直結して評価してもらえるところで働きたかったというのが理由です。
別に受託でもできるといえばできるのですが、そういう案件が常にあるわけでも無いですし、提案するにも外部パートナーからでは色々ハードルが高いのでやりやすいとは言えません。
自社プロダクトがある会社であれば、自社の強みも弱みもわかってるのでデザイナからできる提案も多いです。
またアナリティクスなどの計測スキルもかなり活かせる(調べる価値がある)ので改善もしやすくなるのでデザインの価値が高まります。
一度こういう経験をしておけばかなりの期間潰しが聞くので、職に困るなんてことは無いかなという面もあります。
この会社でやりたいこと
まだ働き初めなので具体的では無いですが、こういったことをやりたいなとは思っています。
デザインについて
自社プロダクトの課題はいくつかありますが、デザインにおいての課題はまずは「デザインガイド」が無いことと感じています。
そのせいで、人によってコードの書き方/デザインが違いカオスな状態になっている部分があります。
まずはチームでデザインを開発できるようにしたいなというのが目標です。
私は基本自分一人で開発することが多いのですが、結構忘れっぽいのでデザインのルールを作ってそれに乗っ取る作り方をするのが得意なのでその辺を活かせたらなーという感じです。
拠点を変える生活
まだまだ具体的には考えていないのですが、大阪に住み続けるのではなく、国内/海外関係なく生活する場所を変えて働いてみたいなと思っています。
私独身ですし、ペットもいないのでそういった生活もできるならまだ体が動ける年齢でやってみたいなというくらいの軽い気持ちですが。
そのためには色々自分に不足してる部分があるので、ちょっと準備が必要ですが楽しみでもあります。
最後に
私の転職の主な基準は「この先数年生きていけるか」に結構重きをおいてます。
当然今のスキルで働けないなんて事は考えていないのですが、IT業界は進化の速度が早いので常に需要が高いところに腰を落ち着けていないと、流れについていけない不安があります。
実際これまでフロントエンドを避けていた人が、いきなりフロントエンドに足を突っ込めるかというと結構のハードルがあります。若いうちですと、吸収もしやすいですしなにより親切に教えてくれる人も多いので…。
最近はデザイナが経営視点を持てなんて言われたりしますが、そういった話題が出る前にスキルが身についていないと勉強してスキルを身に着けたときには「もう当たり前」なんて言われかねません。(UXとかもそうですね…)
転職理由は人それぞれなので、これが正解なんてものは無いですが、結構長くこの業界にいてるので転職を考えてる人の参考になれば幸いです(ゝω・)
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