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現役Webデザイナーが教える派遣Webデザイナーの働き方

Webデザイナーにも色々な働き方があって、正社員、フリーランスに限らず派遣社員を選ぶ人たちも増えていっています。

実際Webデザイナーで派遣で働いてる友人も多く、正社員の頃に比べ時間の融通が効くようになったりして満足いています。

この記事では、Webデザイナーの派遣ってどんな感じなのかを紹介したいと思います。

派遣社員のWebデザイナーで働くメリット

正社員や派遣社員などの契約形態で業務内容が異なることはないのですが、待遇面やメンタル的な部分では異なります。
※責任が重くのしかかるものは正社員が行うとかはありますが。

サービス残業がない

一番良いといわれているのが、残業したら必ず給与が発生することです。
よくある、Webデザイナーの求人では、正社員は残業代が基本給に含まれていることが多く、一定時間を越えないと残業代は出ないという事がありますが、派遣社員の場合はそうではありません。

ですので会社も業務負荷をかけるなら「まずは正社員に」となりやすく、派遣社員に長時間労働をさせない傾向があります。

体が丈夫でない方やメンタル面が弱めな人で長時間労働で心身をボロボロにしてしまったWebデザイナーを何人も見てるので、心配がある人は正社員ではつらかったけど、派遣社員なら充実して働けるというケースもあります。

社内イベントや人間関係に悩まされる事が少ない

これは人によるのかもしれないのですが、土日に会社行事に強制参加させられたりすることはありませんので、休みの日を自分のプライベートや趣味に思う存分使えます

また、派遣社員の場合派遣先に上司となる人がいるわけでもないので、厳しすぎる評価をもらったり、パワハラめいた事をされる可能性が減ります

もしセクハラやパワハラが起きたら派遣会社に相談すればすぐに派遣先を変更してくれますし、会社間同士の問題になりますので簡単に変なことはしてきません

給料(時給)が高い

Webデザイナーは専門職なので、派遣社員の給与はちょっと高めです。
スキルによって当然変わりますが、時給1,500円〜2,500円あたりが相場という感じです。

同じ派遣社員でも工場系ものとかだと、時給900円1,100円とかだったりしますので、比較してると結構毎月の給料は変わります。

ちなみに正社員の場合はそんなに給料が高いかと言われると「うーーん」ってなります。
もちろん年収500万円以上の正社員Webデザイナーの人もいたりしますが、それは結構稀で、どんなにWeb制作のスキルがあってもそれに比例して給与が変わるっていうものでもないので(特にずっと勤めている会社だと給与ってそんな爆上がりとかしないです)少しスキルが高いとかですと派遣社員の場合は時給反映されやすいです。
※もちろんそれを実績として見せるものがないとなかなか信用はしてもらえません。

もちろん、働く時間が制限されやすいとも言えるので、めちゃくちゃ稼げるとかはちょっとむずかしいです。

保険がある

フリーランスと大きく異なるのが派遣社員は保険を会社で負担してくれます。(絶対にあるわけじゃないですが。)

非正規雇用の労働者は社会保険に加入できないと思われがちですが、派遣社員であっても一定の条件さえ満たしていれば社会保険に加入できます。

契約期間が2カ月を超える場合、下記の条件を満たす人は社会保険に加入することができます。

  • 1週間の所定労働時間が20時間以上
  • 1年以上の雇用が見込まれる
  • 月額の賃金が88,000円以上
  • 会社の従業員数が501人以上

※従業員の数が500人以下の会社であっても、労使で合意がなされていれば適用範囲内です(平成29年4月から)。

年齢補正が減る

Webデザイナーは何歳までなれるのかとかよく聞かれますが、正直何歳からでもなれます。

しかし他の業種同様年齢が高いというだけで、敬遠されてしまう文化は同様にあります。
なぜ年齢が高いと敬遠されてしまうかは、長く勤めた場合に社内のキャリアをどうするかとかに悩むからです(どの職種でもですが)

しかし派遣社員の場合は(それほど)長期で勤めるかの視点では見ないので多少年齢が高いと言っても敬遠されるリスクは減ります

大手入社しやすい

派遣会社はなるべく多くの人を派遣したいので、人が多い大手の会社とパイプを持っていることが多いです。
ですので、正社員での採用は難しい大手でも派遣社員なら入りやすいという事になります。

大手ですと、中小ではしにくいメジャーな企業との案件ができたりしますので、スキルと経験値の幅を広げやすいです。

私の場合、退職時の有給消化の期間に派遣社員として大手の会社でちょっと働いていました。
その当時のことは下記にまとめていますので、興味のある方は御覧ください。

Web制作会社に派遣で働いてみて学んだ事

派遣社員のWebデザイナーで働くデメリット

もちろん、メリットばかりではないので正社員と比べた場合のデメリットを紹介します。

派遣切りや契約終了が起こりやすい

正社員の場合一度採用すると簡単にクビにできたりできませんが、派遣社員は最初は1ヶ月、その後は3ヶ月毎に契約が更新されることが多いです。
そして労働派遣法の改正により今は最長3年しか同じ組織に入られません。

ボーナスがない

派遣先の業績がどんなに良くても、派遣社員にボーナスがあるというわけではありません。
周りがボーナスの話ししてるときにちょっと疎外感を感じてしまいます。

もちろんボーナス自体が無い、または少ない会社もたくさんありますが。

交通費が出ない

一般的に派遣社員の場合交通費は出ないです。
例えば、自宅から職場までの電車賃が片道200円なら20日間で往復8,000円かかります。

実費になるので、自転車で通えるところやそれほど遠くない職場を選んだほうが良さげです。

外注的な扱いをする人がいる

全員というわけでは無いのですが、 派遣社員に外注とレッテルを貼って意地悪をしてくる人はいます。
いわゆる「派遣さんはー●●だから」みたいな差別ですね。

言い返すこともないので放置すれば良いといえばよいのですが、一緒に仕事をする仲間と考えると良い気分にはなれないですね。

企業が求めてるWEBデザイナーのスキル

いわゆるUI/UXがバリバリできて、JSも自分で実装が当たり前でデザインもめちゃくちゃかっこいい!みたいな人は派遣社員に求めていません。

なぜならそんなハイスペックな人を派遣社員で採用したらめちゃくちゃ高給取りになってしまうからです。

多くの企業が、指示した内容で作ってくれるデザイナーを求めています。
例えば、バナーデザイン、LPの修正、イベントページのコーディングなど、0から自分で考えて作業するものよりは、ある程度形ができていて少ない指示で成果物を作れるような作業を派遣社員に依頼することが多いです。

なぜなら、派遣社員を採用する側も「いついなくなるかわからない人」として扱いますので、その人のスキルに依存した作業や案件をお願いしてしまうと、いなくなったあとのフォローが大変になります。

もちろん、新しい派遣社員を入れれば済むという考え方もありますが、Webデザイナーといえど得意不得意があるので、引き継ぎなどで失敗すると自社に与えるダメージが大きいので積極的に無茶な仕事を派遣社員に依頼することは少ないです。
※もちろん、バリバリ新規案件を一人でこなさせる会社もありますが…

どんな求人があるのか

基本的には日本全国どこにでも求人はありますが、やはり東京・大阪・名古屋・福岡あたりは求人数が季節にかかわらず多いです。
派遣会社も多いですしね。

以前私がお世話になったことのあるパーソルテクノロジースタッフ ですと下記のような求人があります。

個人的な肌感ですが最近はUIデザインの求人が多い気がしています。

未経験でもWebデザイナーになれるのか

Webデザイナーになるには実務を積むのが1番てっとり早いです。

というもの、Webデザイナーの求人は経験者を求める傾向がありますので、未経験で正社員採用は難易度が高いです。
きちんとスキルが見えるポートフォリオを作れてやっと面接までいけるくらいです。

正社員採用すると最初にコストもどかっと掛かりますし、もしミスマッチな人材だったときに退職させるもの難しいので慎重になるのはしかたないことかなとは思います。

しかし、派遣社員の場合は契約期間が短くできるので、人材のミスマッチを減らせれます。
特に派遣を長く続けていると、何社も勤めている点(それだけスキルがあったり、業界特有の知識をしってたり)で評価されたりします。

また派遣社員を求めてるところは人手不足で人材が急務ですので、結構仕事が決まりやすいです。

もしスキル不足で不安がある方は独学の勉強法などを下記にまとめていますので良かったらご覧ください。
派遣社員に先に登録して、その間にスキルを磨いておくと効率的かなと思います。(全くのWeb制作の知識なしだとダメですが…)

短期の派遣で現場を学ぶ

私も経験があるのですが、バナーデザインやある程度コーディングができると様々な現場で働く事ができます
使ってるツールやノウハウなど現場毎に異なる(というか人によって異なるくらい違います)ので、現場に入ったすぐから「へー、こんなのあるんだー」みたいな学びが結構有ります。

勉強会などと同じで、便利そうなサービスや考え方などのワードを知れば人に教えてもらわなくても自分で調べて勉強できるので、色々な現場を経験しておくと特に最初のうちはスキルアップのペースが上がります

特徴別派遣会社の紹介

有名ドコロを経験が浅い人向け、スキルが高い人向けに分けてご紹介します。

経験が浅い人向けの派遣会社

テンプスタッフ

  • 福利厚生制度が充実
  • スキルアップ支援制度の評判が高い

テンプスタッフ

パソナテック

  • IT業界に強いキャリアカウンセラー
  • WEBデザイナーの求人多数
  • WEBデザインスクール割引制度有

パソナテック

パーソルテクノロジースタッフ

  • 2017年からクリエイティブ系に特化
  • そのまま正社員になれる紹介予定派遣案件多め

パーソルテクノロジースタッフ

Web業界経験者向け派遣会社

リクルートスタッフィング

  • 多くの良質な求人案件
  • スキルアップ研修が充実

リクルートスタッフィング

マイナビスタッフ

  • クリエイティブ求人案件が豊富
  • キャリアカウンセリングに定評有

マイナビスタッフ

パーソルテクノロジースタッフ

  • 高単価&上流過程のお仕事案件に強い
  • キャリアコーディネーターの評判が良い

パーソルテクノロジースタッフ

上手な派遣会社との付き合い方のコツ

職種を自分の得意で探す

Webデザイナーと一言で言ってもフロントエンドが得意な人や、グラフィックもできる人など結構まばらにいます。
どれも専門スキルなので、他の方が簡単にできないあなたの差別化になれますので、時給を上げる求人になりやすいです。
チェックボックスだけではなく、フリーワードで「LP制作」や「サイト制作」などあなたの得意を入れて探すのオススメです。

これで自分の得意な分野に絞って検索すると求人がありすぎて迷うなんてことは少なくなります。

来社予約して派遣会社にいく

派遣の仕事を初めて受ける際は派遣会社のオフィスに登録に行く事があります。
大体その場で求人を紹介されるのですが、予約をきちんとしておけばあなたにあった求人をその場で紹介される可能性が上がります

当たり前ですが、派遣会社の人も準備がありますので、予約もそうですが事前の連絡って大事です。

複数の派遣会社に登録する

派遣会社と一言で言っても、みんなが同じ求人を扱ってるわけではありません
その派遣会社でしか扱ってない求人は普通にあります。(いわゆるクローズド求人に近いものです)

また派遣会社のコーディネーターの相性もありますので、複数に登録して同時に求人紹介を待ったほうが確実です。
登録する内容はほとんど同じなので、ちょっと手間が増えるくらいで、複数登録するだけで安定して自分に合った求人を紹介されます。

フリーランスで派遣と両立する

私の周りですと、時短や週2,3くらいで派遣とフリーランスを両立させてる人もいます
フリーランスなりたての頃ってなかなか収入が安定してなかったりして金銭面的に不安だったりしますし。

最近は働き方の条件で週3で探すとかも結構ありますので、見つけるのは大変じゃないです。

個人的に検索が使いやすい(求人数も多い)のはマンパワーグループです。

他にもフリーランスの人は案件探しにエージェントを使って在宅で働くという選択をしてる人も多いです。

クラウドソーシング系だと案件の価格やクライアントさんの質によって結構疲弊してる人が多いので、最近はこっちの流れで来てる気がします。

よく利用されてるのは下記の2つですね。
midworksさんは、聞かない名前だったのですが、年金・保険を社員同等に受けれて、給与もそこそこ良いので私も気になっています。

※2つともエンジニア向きっぽいですが、Webデザイナ系もちゃんとあります。
※最近はCSS書く人もエンジニアに含まれたりします。

最後に

派遣社員のWebデザイナーとして働き始めることは今は難しくないですし、生活も結構しやすい働き方になります。

これからWebデザイナーになりたい人、長時間の稼働に疲れた人、フリーランスになりたての人など色んな方が色々いますので、ご自分にある働き方が見つかれば嬉しいです(ゝω・)

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