転職を考えるときは、自分の志向を今の仕事(職場)が満たしてくれていない可能性があります。
原因を考えずにただ転職をしてしまうと、結局同じことの繰り返しになりえます。
自分が働く上でどの志向かを確認すると、働き方や仕事・職場を考える上で役立ち人にも相談しやすくなります。
同様に部下の価値観もわかれば響くアドバイスもしやすくなります。
この記事では、働く意欲、モチベーションリソースについてご紹介します。
4つのモチベーションリソース
人間には性格、能力、志向という3つの側面があり、志向の中に働くモチベーションとして下記のものがあります。
- 組織型
- 仕事型
- 職場型
- 生活型
どのモチベーションリソースが自分が仕事を行う中でエネルギーの源になるかをわかれば、企業選びに活かせます。
組織型とは
組織型の人は、社会的なステータスや社会的地位組織内の役割に価値を置く人です。
いわゆる大手や有名な会社で働くことに意義を感じる人です。
報酬面にも価値をおいており、基本給、各種手当、福利厚生などの待遇面も気にする傾向はあります。
仕事型とは
仕事型の人は、仕事内容に価値をおいており、業務内容の面白さがモチベーションにつながるタイプです。
所属がどことかは気にしないタイプです。
職場型とは
職場型の人は、誰と仕事をするかをモチベーションにするタイプの人です。
日本人の多くが職場型のモチベーションといわれています。
ですので組織や上司の評価、チームで作ったものの評価などがやる気につながります。
自分で何かをやりたいと言うよりも、誰かのためにチームで頑張りたいという傾向が強いひとが多いです。
生活型とは
職場型の人は、自分の生活が豊かになることを重視している人です。
例えば家族との時間、休みが取りやすい、働き方に融通がきく職場環境に価値をおきます。
ワークライフバランスを自分で管理したい方がこの志向に当てはまりやすいです。
最後に
自分自身のモチベーションリソースのタイプを判断しておくと、転職のときにきっと役立ちます。
この志向は1人1つだけでもないし、ライフステージや転職などで変化もします。
私も以前は「職場型」でしたが、転職をきっかけに「生活型」+「仕事型」になりました。
明確にきっちりとわける必要はなく、あくまで傾向としてどのモチベーションリソースが強いのかを把握できれば十分です。
ちなみに、これからは若い方を中心に「組織型」がどんどん減っていく思います。
副業・複業などがそうなのですが、会社じゃなくて「自分にできること」でつながる働き方を望む方が増えています。
モチベーションリソースが整理できてあなたの職場適正を見つめ直すきっかけになれば幸いです(ゝω・)