最近Kindleで本を買っても仕事関係の本は積ん読になってしまい、うまくいっていない感じがありました。
数年前に買った本は買ったことすら忘れてしまうレベルだったので、ここ4,5年前まで買った本をNotionのデータベースに登録しました。
本記事では、読書管理をやってみてよかった事とそのやり方を紹介します。
読書管理をはじめてよかったこと
Kindleであれば、既読・未読でフィルタリングできるのですが私の場合小説を結構な数読むのでなかなかうまく仕事関係の本を見つけることが難しかった課題がありました。
また読み終わったら、読み直す機会を作りにくく、さっと読むようなことに抵抗がありました。
Notionに登録することでカテゴリーやタグをつけることができ、学びなおしや自信のないスキルなどがあったときにお目当ての本を見つけやすくなり積ん読されていた本と出会いやすくなりました。
過去に欲しかった本なので、だいたい欲しい内容と一致していて解決していない悩みが数年遅れで再発しているみたいな実感があります。
こういった過去の本の内容を見ることで当時の自分の悩みと今の自分の悩みが比較でき変化を楽しめるようになりました。
特に「将来どうなりたい」みたいな思考をするときは過去の自分と今の自分で熱意のあるところとそうでないところの区別がしやすくなるので、キャリアについて悩む時間が減りました。
自己紹介の話題で盛り上がりやすくなった
過去に読んだ本をNotionでフィルタリングして自己紹介のリンクにつけることで、同じ職種の人との話題にしやすくなりました。
オススメ本などもわかるようにしているので、「買って読んだ」といった話を聞けると嬉しいです。
また、デザイナーと一言で言っても様々なデザイナーのタイプがあり、書籍を見せることでスキルセットや志向も伝わるようになったので私の解像度が高めに伝わるようになりました。
例えば、デザイナでもスクラムやリーンUXなどの開発手法の本が数冊並んでいるとそれに興味を持ってもらえたりしますので、気づかないうちに知らない人から声をかけられやすくなってるような気もしています。
モチベーション管理に役立つ
読書管理する前は買った本の中でも今読まないといけない本みたいなものがあるのですが、他の事を優先して放置していました。
読書管理をするにあたり「課題図書」を数冊指定してそれを優先的に読むようにしてみたのですが、この方法でちゃんと最後まで読む本が増えました。
今まで読み途中になっていたりや気になったところだけ読むような事をしていたのですが、課題図書を眺めて読んでる途中の本が増えてくるとまずは読み終わらせようという気持ちが強くなり、可視化の成果を感じています。
書籍の管理方法
Notionでデータベース化しておりプロパティは下記のようになっています。
プロパティ | 説明 |
---|---|
本のURL | KindleのURL |
カテゴリ | 生活,仕事,雑学で管理 |
タグ | UX,転職,マネジメントなどスキルセットや話題でフィルタリングできるようにする。 |
購入理由 | なぜこの本を買ったのか、当時の気持ちを思い出すために。 |
一言コメント | 読み終わった感想を完結に。 |
満足度 | 書籍の満足度。オススメ度ともいえる |
課題図書 | 優先度が高い読み物 |
読了 | 読み終わったフラグ |
読了日 | いつ頃読み終わったかがわかるように |
購入した本は手動で登録しています。
登録の一部は自動化しており、Save to Notionを使ってタイトルと本のURLはブラウザで見てるHTMLから取っています。
連携も簡単なのですぐに使えるようになります。ただ古いデータベースの場合認識されないケースがあるのでその点ご注意ください。
最後に
こういった管理はなかなか続けれらないかなと心配していたのですが、本を買うたびに課題図書が残っているので読み進めようという刺激になる機会が増えました。
またタグ管理のおかげで本が見つかりやすくなったので、さっと読むことの抵抗も薄れてきて読み返す機会も増えたと思います。
積ん読で困ってる方の参考になれば嬉しいです。