この先週末にGitの勉強会に参加してきました。
これまでGitは独学で何となくの知識で基本的なことを知らずに使っていましたがこの勉強会で理解が深まって良かったと思ってます。
当日使用されてたスライドはこちら→ はじめてのGit
次回(6/8)の募集もしてるので気になる人は参加してみてはいかがでしょうか。
そもそもGitって?
バージョン管理システムの一つです。
プロジェクト(ファイル)の更新状態を好きなタイミングで保存出来て、更新された箇所の差分も簡単に調べれます。
もちろん、過去に保存したタイミングに戻ることも簡単にできますので、何かトラブルが起きても安心です。
それと複数人でプロジェクトを進行している場合でも誰がそのファイルのその箇所を編集したかがわかるのでトラブルが減らせれます。
Gitって難しいんでしょ?
私もGitを使い始める前はプログラマが使うものだと思っていましたし、覚えるの大変で難しいんでしょ…と思っていましたが使ってみるとそんな幻想はぶち壊されます。
- 私がGitを使う前に勝手に誤解していた点
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- 黒い画面を使えないとダメ
- 環境構築大変なんでしょ…
- ローカルでバーション管理できない(GitHubで公開しないといけないと思っていました…)。
- 融通が聞かなそう。
- ちょっと間違えたらデータ壊しそう…復旧できない。
- Git使い始めたら、ずっと使わないといけない。
これらは間違いで、GUI(ツール)を使えば黒い画面は一切触らないし、ローカルだけでも使えます。
環境構築についてはこちらを参考にするとすぐできます。※私はWindows環境です。
融通が聞かないというよりも自分が知らないだけでやり方はすぐわかるし、データは壊れない(上書きとかもしない)です。
過去のバージョンに戻るのが凄い楽で人的ミスがかなり減らせれます。
データは必要なタイミングでZipに書き出しできるので合わないと思ったらGitを使うのをやめる事もできますので安心。
私が感じたGitを使うメリット
バージョン管理をしっかりする事で下記のように開発しやすさがありました。
- 差分データだけ取るから容量を気にせず気軽にバックアップできる。
- 複数人(複数のPC)でも最新版(安定版)のデータを管理できる。
- 作業を振り分けやすくなる。
- ドラブルが起きてもいつ・どこで起きたのか原因を特定しやすい。
- 仕様をテストして、それとは別に本筋の開発すると言う事ができる。
- プログラマに好かれる。
やってみるとわかる事が色々合って、今ではGitを使い始めてよかったと思っています。
確かに覚えるための時間が多少かかるとは思いますが、私はずっとWEBに関わっていきたいのでこの程度の学習コストなんて気にもなりませんでした。
Gitが怖いけど興味ある方へ
Gitを使いたいと思ってるけどなかなか前に踏み出せない方はローカルだけでGitを始めてみるといいと思います。
ローカルなので誰かに迷惑をかけることもないでしょうし、これまで通りのバーション管理も一緒にしていれば恐れることはありません。
最初から無理にサーバーと接続して使わないといけないなんて事はありません。
後からサーバーにつなぐ設定を追加もできますから安心です。
覚えておくと良い用語は下記の4つです。これだけで結構なんとかなります。
- リポジトリ…ファイルやディレクトリの状態を管理する為の場所の事
- コミット…変更の履歴をリポジトリに追加する事
- ブランチ…バージョン管理に分岐点をつける事
- マージ…ブランチしてたものを合体させます。
わかりにくい!と思ったかたはこちらにもう少しわかりやすく書かれています。
使いはじめると興味が湧いて後は自分でどんどん吸収していけるのではないでしょうか。
少なくとも私はそんなタイプです。
それでも怖いなと思う方は周りの人に相談するのが一番の近道だと思います。
私でよければ関西圏の方なら直接お教えできると思います。
環境構築もネットがあれば1時間もかからないと思いますので気軽にお声かけください。
はじめなければ興味だけで終わってしまいます。
取りあえずの気持ちから始めて見ましょう。
皆さんにも良いGitライフを!
それでもGitが怖い方は…
というアプリを使うと差分のデータが取れて便利かもしれませんよ。