2016年の10月から大阪のシステム制作会社でデザイナーとして働きはじめました。
弊社はリモートワークOKな職場で、割りと自由が効く職場環境で約2ヶ月実体験してるリモートワークの事を紹介しようと思います。
リモートワークとは?
「リモートワーク」とは、オフィスに通勤せず、自宅やコワーキングスペース、カフェなど、その人にとって都合の良い場所で仕事をすることを言います。
在宅勤務とも言いますね。
近年日本の大企業でもリモートワークを導入しはじめてきてIT業界は今受け入れの体制を作っている印象です。
私のリモートワーク
すみません、リモートワークと言っていますが、ほぼ毎日出社してます。一応自転車で1時間くらいの距離ですので。
ただ私は自転車に乗るのが好きなので雨が降ったらリモートワークに切り替えます。
よく台風だからとか雪が降ってるからで会社行きたくないって人の心を体現してます。
ちなみに弊社は出社時間は自由です。
私は大体14時〜15時くらいに出社してます。(よく勘違いされますが出社する前もちゃんと働いています!!)
お昼ごはんをアニメ見ながら自宅で食べるのが好きです。今期はユーリ!!!YURI ON ICEをオススメします。
コミュニケーションツールやプロジェクト環境
社内のコミュニケーションツールはslackを使っており、外部パートナーさんとの連絡もプロジェクト毎のチャンネルを通してやっています。
システム会社というのもあってソース管理はgitを使っておりいつ誰が何をやってるか見える化しています。
githubのissueとかでもコミュニケーションを取ってます。
プロジェクト管理はBaceCampを使っています。
デザインデータとかは同期したいのでgoogle Driveに上げてます。
といっても基本私しか触らないのですが、私しか触れない環境にあるのはリモートワークとしてリスク高すぎるので業務のデータは全部オンライン上に上げるようにしています。
社内の情報共有はDocbaseを使っています。
プロジェクト用というよりはよく質問されるAndroid/iOSの仕様やフレームの知見などを誰でも使えるようにみんなで育ててまとめています。
遠方のクライアントとはskypeなどでヴォイスチャットで打ち合わせすることが多いです。
リモートワークの良かった事
別にリモートワーク最高とか、これからはリモートワークの時代だぜとか言うつもりは毛頭ありません。
働き方の選択肢が増えたくらいに思っています。
でも私はこの働き方が好きです。
都合のつけやすさ
まず一番に感じたメリットは出社時間の自由です。
気分で仕事したいとかが理由では無いのですが、その日の体調や都合に合わせて業務の時間に融通が効くのはありがたいです。
今の会社に入って睡眠時間はちゃんと取れる日々が続いていますので、毎日健康的に働けてます。起きる時間を調整できるのは嬉しいです。
季節の変わり目で一回体調を崩してしまいましたがその日は自宅作業にさせてもらって、合間に睡眠とりながら働けたので凄く助かりました。
昔の職場とかでは、休むか無理して出社して早く帰るような変な選択肢しかありませんでしたから…
また自転車通勤が好きなので、雨の日は出社しない選択肢があるのはすごく嬉しいです。
情報の共有がし易い
これはリモートワークというかチャットメインのコミュニケーションに切り替わったから気がついたことなのですが、プロジェクト関連の相談とかはチャットでしたほうが話がしやすいです。
以前の職場だと何か相談毎があっても直接対面で閉鎖したコミュニケーションで終わってしまってたりして、「エッ、いつの間にそんな仕様に変わってたの?」みたいな事があったのですがチャットを通して会話しておくと、その話をしている時は関係無くても情報共有できますし、何もしなくても温度感も含めて配信できるのでグループで仕事するときはやりやすいなって思ってます。
口頭での情報共有って駄目だと私は思ってます。
言った側が情報共有したつもりになってるだけで伝わって無い可能性もあるというか高いので。
あとテキストで残していると言った言わないの話もなくなるので妙な事で心をすり減らす事もないのも良いですね。
よくあるのが「言ったつもりだった」というのが過去ログに残ってなければその人の勘違いで済むので依頼された方はなんの責任もですし、いい加減なコミュニケーションでは成り立たないのできちんとしたコミュニケーションが基本的な姿勢になりますね。
別に指示出す側が「偉い」ってわけじゃないので、そのへんを勘違いしないコミュニケーションを取るのが大事だと思ってます。
プロジェクトとかの話はなるべくチャットでコミュニケーションしたほうが私は良いと思ってます。
同じ事を思ってる人もいるけど聞きにくいとか言う人もいるのでそういった不満を解消できるのも良いですね。
ただ全部をチャットで済ませるのは難しいというか無理があると思います。
対面のコミュニケーションは凄く大事だと思ってます。だから私も毎日出社する必要性があると思ってます。
前職の上司がそのときに合わせて自分の都合の良い風に過去言ったことを変更してくる方だったので、変な事言われても周りを巻き込んでコミュニケーションが取れるので、いわゆるパワハラ的な事も少なくなるのも良いですね。
※ダイレクトでのメッセージなら意味ないとか言われそうですがそのへんは共有ができるので対面のコミュニケーションより自分を守りやすくなります。
不安だったけど大丈夫だった事
リモートワークをするにあたって不安だった事もいくつか有りました。
自宅作業でちゃんと仕事できるか
家にいるときは仕事しないんじゃないかと自分を信用していなかったのですが、そこはちゃんとやれてました。
コードを書くとかいうよりも、資料まとめたりの事前準備が午前中は結構はかどります。
コードとかデザインについては出社してからのほうが人にも相談し易いので意外に切り替えができてます。
確認の作業を先にしておいて出社前に投げておくと、会社についてるときには返事が来てたりして作業がスムーズにできるが気に入ってます。
裁量労働制の在宅は働きすぎるんじゃないか疑惑
今のところ業務過多になることはないので、この辺も大丈夫です。
一応gitや他のツールで進捗は声に出さなくても見える化してるので来た案件を丸投げされ続ける事は無いのかなと思っています。
弊社の案件スケジュールが見えない?立てない?案件が多いのでそのへんはやりにくいと思ってますが、大体の工数をスケジュールに登録して仕事してるのでやばくなったらすぐに声を上げれる状態は作ってます。
声を出さないんじゃないか疑惑
出社しても必要がないと声出さないとか思ってましたが結構PC触りながら雑談とかもしてます。雑談用のslackのchannelもあってその話題を声だしてすることもあるので賑やかです。
なお、前職は会議以外ほぼ声出してません。
リモートワークが組織を作るんじゃなくて組織がリモートワークを作るという考え
リモートワークって課題が多いと思ってます。
最近リモートワークがもてはやされてる感がありますが、リモートワーク入れたらなんでも向上すると言った事はないと思います。
負担もたくさんあります。多分管理職系は特に。
いつでもどこでも働けることはメリットですが、誰もがいつでもどこでも成果を出せるかは別問題ですからね。
別の記事でリモートワークが向きな人ってこんな人かなって記事を書いたので良かったらご覧ください。
リモートワークが向いてるなと感じる人の特徴
リモートワークを続けるために組織で日々改善・最適化していかないと上手く行かないんじゃないかなと個人的には思っています。
※弊社は私みたいなクソ新人でも意見が通りやすい素敵な会社です。
うちは社員は4名の小さな会社ですので、上手くいってるところもあると思っていますが100人規模のところで上手くやってるところどうやってるんだろうとちょっと興味あります。
まだまだリモートワークで働いてる間もないので他の方がどういった風にされてるのか、何をやりづらく感じてるのか私興味があります!!
よかったら、教えてください(*ゝω・*)