35歳になって初めてコーチングを受けてみました。
もともとコーチングという言葉は1〜2年前くらいまえから聞いたことが有り興味をもっていたのですが、なかなか実際に受けるとがないのが続いていたのですが、cotreeというサービスを知って受けました。
なぜコーチングを受けてみたか
コーチングを受けたかった理由は正直にいうと、「なんか良さそう」というくらいの曖昧なものでした。
TwitterなどのSNSなどで色々な方が「コーチングが良かった」という声を定期的にみており、知らない(受けたことがない)のは損な分野なのでは?という考えがあって興味がありました。
コーチングとは
コーチングとは自分の行動を促進するためのコミュニケーションのことをいいます。
最近では組織のマネジメントにもりようされており、多くの企業・組織が、人材開発、リーダー育成、組織開発のために利用されています。
なので大手の会社は結構やってたりしてます。
実際にコーチングを受けると下記のような改善が期待されています。
- コーチの問いかけや質問によって自分のやりたいことやゴールを設定できる。
- 自分のゴールまでのプロセスを設定し、継続的な支援をしてもらえる。
コーチングは自己実現のための万能の仕組みではありません。
私も最初誤解してたのですが、基本的にコーチングはゴールやプロセスはコーチが提案したり決めたりしません。
これらは自分自身がコーチングによって自発的に導くことが前提となります。
逆にゴールやプロセスを決めてもらいたい場合はティーチングになります。
ティーチングは初心者というか仕組み化で解決できる悩みであれば向いてるのですが、個人にフォーカスをするようなものには不向きなものになります。
またティーチングは教える方のスキル・知識に依存しがちなので高い信頼性が望まれます。
つまり、コンサルタントのように目標や手法を提案して実行するのではなく、目標を決めたり実際に行動するのはあくまでもクライアント自身、コーチはそれらを伴走者のように親身な姿勢で継続的にサポートするのが役目だということですね。
受けて見た後と前の結果
自分でいうのも恥ずかしい話なのですが、自分の事を知らない人がどこまで答えを引き出せるのかな?とか難しそう、ものすごく悩んでることも無い私が受けるものではないのかも…?とか疑ってました。
目に見えないものだし、堅苦しそう、そう思っていた一人でした。
コーチングを受けた後は下記のような結果になりました。
- これまで避けていた自分に目を向けることができた
- 自分では普段考えない原因・解決策を見つけられた
自分としての大きな誤解としては、ハードルが高い、偉い人でないと受けるものと思っていたのですが、全然そんなことはなく、漠然とした不安がある人、これから何を初めて良いかわからない人は誰でも利用して良いものだと思いますし、気軽に受けてみて良いものだと思います。
かくいう私も当日まで何を相談するか全然決めてなかったです。
私がcotreeで受けたコーチングの内容
私が申し込んだものはcotreeのサービスの中の「アセスメントコーチング」です。
これは自分の性格分析をしてコーチングを受けるというものです。
コーチングを受けるまでの流れは下記です。
- HPから予約する
- メールが来るので性格診断のアンケートに答える
- 性格診断後コーチングを受けれる日程の予約(GoogleCalendarから選べる)
- 予約日当日 zoomでオンラインでコーチングを受ける(60分)
コーチングが始まって軽いアイスブレイクのあと、下記の質問をされました。
- なぜコーチングを受けたのか
- 今日コーチングが終わってどういう状態になっていたいか
最初にゴールや前提を共有できる「良い問いだな」と感心したのを覚えています。
実際にやってみて、性格の診断が私に取ってはすごく良くて、客観的に自分の事を見直すことに繋がりました。
コーチングでもこの性格分析をベースにコーチングを受けました。
アセスメントコーチングの性格診断
性格診断はPDFでダウンロードできます。
全部見せて良いものか悩ましいので、一部モザイクの処理をかけていますが、私の診断結果はこちらです。(ちょっとはずかしいですが)


まぁ、こういう性格診断を信じるかとうかはその人次第だと思いますが、私の場合は当たってるというか、納得できる指摘が多かったです。
特に1枚目にある「あなたが注意して気にかけるべきこと」の部分に関しては、以前から他人から注意されてることでものすごく実感があります。(まぁ直せよって話なのですが、これができないからコーチングを受けた次第です)
他にも、他人への配慮や協調性のなさとかは「マジそうですね」って言いたくなるレベルです。
自分に自信を持てない人ほどこういった統計的なもので自分の得意不得意を知り自分を見つめ直しやすいと思います。
なぜ私にとってこの性格診断があって良かったかと言うと、コミュニケーションが苦手でもこういった客観的視点の評価軸があると話題をコーチの人が広げてくれて自分自身への深堀りにつながったからです。
診断結果をベースに話してもらったので、性格診断表を見直すことでコーチングを受けた内容を思い出しやすく、自分の行動に直結させやすいからです。
そして性格診断の結果に自分でも納得しているので、コーチの方の問いに納得しやすい側面もあったと思います。
私が相談した内容
めちゃくちゃ悩んでるというわけでも無いのですが、私の場合ずっと解決できていない事として、人との距離感の図り方や付き合い方がうまくできていないということがあります。
プライベートであれば、付き合う人間が変わるだけなので大して問題でもないのですが、仕事をする上では避けて通れない問題です。
問題となる事のきっかけは「一言多い」とか「伝え方が悪い」みたいなところが多いので、最近は「何も言わない」ことで緩和していました。
当然全員と衝突することはないので、きちんと伝えても問題無い人には伝えていましたが、伝えて良い人、伝えないほうが良い人の違いを見つけるのに苦労をしていました。
今回のコーチングでは、そういった「人との付き合い方に悩んでる」と相談した結果、診断結果のソーシャルスタイル分析を元に問いをいくつかもらいました。

これが私のソーシャルスタイルです。
スタイルでいうと「アナリティカルドライバー」というものになるらしく、理論や過去の実績を元にモチベーションを上げて行動するタイプのようです。
これは確かに自分ぽいなという自覚があります。
この結果から学んだことは自分の得意分野ではなく、苦手な分野の方との付き合い方です。
「エミアブル」や「エクスプレス」と言った方とは相性が悪くなりやすいようです。
そこでコーチから「エミアブル」や「エクスプレス」と方と一緒にやる・彼らを行動させるにはどういう説得のさせ方をするかといった「問い」をもらい自分なりに思慮し回答しました。
思い返すと、いつも正論で相手を説得しようとしていてそれ以外のやり方がわかっていなかったのですが相手がどういったものを好むかを推測できればそこにフォーカスして説得するやり方に気がつけたのでこれは大きな収穫でした。
また、他のシートの部分から私自身の特出しているところとして「否定への耐久値」と「メンタルの回復力が早い」という数字がでており、全体的にメンタルが強めという結果が出ました。
※普通の人の何倍も強いと言われたのでちょっと嬉しかったです。
そういった話題の中で「私の言葉が強い理由」は「自分と同じくらいの痛みしか人は感じないのでは?」と思っているから素直な言葉で相手に伝えていたんじゃないかという仮説がでてきました。
合ってるかどうかはわからないのですが、少なくとも多くの人は自分よりは傷つきやすい人のほうが多いと自覚できたので、人との距離感がこれまで以上にイメージしやすくなり期待以上にスッキリできました。
継続するか悩んだ
コーチングの申し込みのときには1回だけのプランで選んだのですが、コーチング終了時には「継続するか」聞かれました。
コーチングは定期的に受けるのがベストとは聞きますが、まずは一度今回の学びに合わせて行動してみようと思い継続はしませんでした。
とはいえ、多分また気持ちが落ち着いてるとき、自分に何が必要かわからなくなったときには再開する可能性は高いと思っています。
もしかしたら人間関係以外の別の相談をするかもしれません。
なぜcotereeを選んだのか
cotreeの事は「cotreeのコーチングを受けてみたら「悩む」ことが減り「考える」時間が増えた」から知りました。
これまでコーチングに興味は合ったものの講師の質や相場がわからずだっり、場所が限られたりしていたので消極的にいました。
ただcotreeはオンラインで場所を選ばず、移動なしで受けることができる点と、1回からコーチングを受けれたので試しに初めて見るにはちょうど良いサービスでした。
コーチングは受ける場所も大事で、cotreeの場合はオンラインなので、自室で受けれるというのも良かったです。
あとは申し込んでから知ったのですが申し込みカレンダーの時間帯も朝から夜まで幅広く選べてよかったです。
コーチの選び方
cotreeはコーチを自分で選んで予約できます(※指名料とかは不要です)。
プロフィールから何が得意かがわかるのでコーチを選びやすかったのは良かったです。
恋愛の事を相談したい人もいれば仕事のこと将来のことなど悩みは人それぞれなのでスタートからちょっと安心できました。
cotreeをやってよかった事
一番は初めてのコーチングで期待以上の満足感・気づきが合ったことです。
そしてcotreeという点で焦点を当てると、レポートがもらえたことです。
私はこれを上司や同僚に公開して、私の取説的なものとして価値観を自ら共有しました。
こういった行為はされた側からすると、歩み寄りに見えるのでそれだけで信頼している事を感じ取ってもらいやすいです。
これだけで大きく何かが変わるということは無いのですが、それでもレポートがあることで自分への振り返りと共有ができるという点は満足度が高いことになるんじゃないかなと思っています。
最後に
コーチングは万人向けかと聞かれるとそうではないと思います。
悩みが合っても、コーチから解決策を教えてもらおうという姿勢の人もコーチングはおすすめしません。
あくまでコーチングは問いから自ら気づきを得て解決策を出し、行動につなげることを目的とします。
向いてる人は特にネガティブな事に囚われている人、今まで否定され続けて人間不信などで「自分で行動できる人」が向いてると思います。
また、「今の自分を変える必要はない」と考えているのであれば、コーチの質問に対しても、真剣に自分の内側にある問題に目を向けれないので効果は薄いでしょう。
一人で悩んでも解決しないことは他人に相談するのが近道だったりします。
コーチングの場合は普段のプライベートと切り離した関係で相談できるので本音で話しやすいです。
もし自分を変えたい・行動できる!というかたはぜひ一度cotreeを試して見てください。